MANIMANIAのレトロエロゲーカウントダウン

人生の残り時間が半分を切ったというのに若き日に目にしたエロゲーに魂を引かれ続けるイタいおっさんがこなしたゲームを紹介。

NICOLL(システムハウスオー!・'90/11)

2008-05-21 00:52:34 | PC98ソフト ADV
村の美少女たちが夜な夜な飲み込まれては戻らない洞窟に入り,美少女たちを救出せよ,というゲーム。

http://bx.misty.ne.jp/~excalibur/retro/nicoll.html
のページの紹介文を読んで画像を見てみたくなったので,入手できたX68000版をやってみた。

レベルアップするとHP,MPともに全回復するあたりは親切設計でよろしい。

一本道ADVなので,モンスターとの戦闘にあたり,体力管理さえしっかりしておけば,クリアは容易。
逆にいうと,迷宮内で特定のアイテムを拾っていなければ特定のモンスターを倒せないといった縛りというか,ゲームの醍醐味がないくずゲーム。

まあエロゲーにゲーム性を求める方が間違っているかもしれない。

では,CGはどうなのか。
・・・何だこりゃ。
普通,この手のゲームでは,モンスター戦闘時画面では,残体力などを示すために,グラフィックの範囲を限定することが良くあるが,ご褒美画面時には,当然,戦闘時画面よりちったあ大きなグラフィックを見せてくれるものと相場が決まっている。
何せ,ご褒美のHCGを鑑賞するのが目的なんだから,当たり前だ。

ところがどっこい,このゲームでは,律儀にも,ご褒美CGの表示範囲も限定しまくり。
ゲーム中は,一貫して画面左下には,迷宮マップ,画面中央には,主人公のHPとMP,画面右にはゲーム名,そして,戦闘時には「○○は37のダメージを受けた」,「××に102のダメージを与えた」とか表示するためのメッセージ枠が・・・。
アホとしか言いようがない。

ご褒美画像 ご褒美画像

まあ多少の画面スクロールがあるCGもわずかにはあるが,このスクロール範囲も極めて小さく,パノラマ画面にしてせいぜい1.5画面分くらい。
脱ぎキャラは全4名。

ゲームクリア時には,勝手に回想モードに入ってHCGを見せてくれるのだが,やはり表示範囲は激狭なままで,まともに全身が描かれている画像すらない。
勝手に回想画像

プレイは全くお勧めしません。時間の無駄だった。
最後に救出するキャラ,ニコルの局部描写にびっくりしたことだけは記しておきます。
どうしても見たければ止め立てはしませんが。

なお,この記事に引用した画像はいずれもX68000版です。

美少女ソフト大研究II(大陸書房・'91/7),
月刊テクノポリス91年2月号(徳間書店)に紹介記事あり。

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