劇団誠〈せい〉と仲間たちの冒険

劇団誠〈せい〉の活動報告やその他のブログなどをアップしていくページです。

0回公演始末記 その2

2016年08月31日 07時11分56秒 | 劇団誠の冒険・あゆみ
当日パンフを素晴らしいイラストで仕上げてくれた 楠さんの絵
これが七十数名にしか見られないのは残念なのでこちらにアップします。


目標動員 80人に対し
実動員のべ73人
 
数字の話をするのも夢はないけれど、
次回公演以降内容の規模や目標を考えるためにも大切なこと。
 
成功している劇団は小さな達成を繰返して行くもののようですが早くもつまづいてしまいました。
しかしまぁ、七転び八起きが私の性質、気にしつつもめげずに先へ進みます。

 
劇団誠の活動に今後もご期待下さい。

もう一つ、今回の公演で作った物の一つがアンケート
よその劇団見に行って、こんなのあったら面白いなと思っていたものをつくってみました。


ぎりぎりになってSPドラムの木村りーくんにつくってもらったのだけど、これも財産のひとつです。

0回公演始末記はたぶんこれでおわり。

木漏れ日 作 森洋一

2016年08月30日 23時43分28秒 | 劇団誠の冒険・あゆみ
私達は知っている 
     貴方が世界を創ったのは
      溜まらなく孤独だったから

   私達は知っている
    貴方はおおぼら吹きのペテン師
     私達に、私達の世界に、何もしてやれないことを
  
   ただ・・・・私達を愛し続けること以外は・・・

  そして、もし貴方が葡萄の木で私達が枝であるなら
   私達がやがて朽ちて、枯葉となって落ちる時
 
  そっとやさしく、その温もりで優しく受け止めてくれることを

     少なくとも私は信じてる
     

  貴方は今も歩いている
   この街のどこかを
   貴方は通り過ぎている 世界中の一人一人の心の奥を

 そして、貴方は微笑んでいる 私達が愛し合うことを
 そして、貴方は悲しんでいる 私達が愛を知らず
        互いに傷つけあうことを  

稽古場日誌 13号 久しぶりのバレエと新しい仲間

2016年08月29日 07時25分22秒 | 劇団誠の冒険・あゆみ


8月27日の稽古は久しぶりのバレエレッスンでした。
 
劇団誠のバレエレッスンは現在月に一度、井上バレエスタジオ主宰の、井上恭子先生をお招きして行っています。
 
内容は超初心者向けで簡単な身体訓練と舞台上で美しく立つための教養としてのレッスン。

30過ぎまでろくに体を使っていない鍋山や森も参加します。

来週の土曜日も恭子先生のレッスンなのでよければ見学にきて下さい。
 
ちゃんと踊れる人が増えたら中、上級者向けのクラスもつくりたい!

新しいメンバーの紹介はまた次回。

獣人カズヤ(3)

2016年08月24日 03時19分31秒 | ゴシゴシゴシック~鍋山和弥作品集~
カズヤ「!えっ!?そうなんですか??」
ミリア「うんうん♪」
カズヤ「じゃあ、もしよろしければ、『ミミアート』まで旅に同行させて頂かせても?・・・・」
ミリア「もちろん♪」
ルイス「ちょっと、お待ち下さい」
 ルイスのこの発言を聞いて、カズヤもミリアも虚を突かれたような表情になってしまう・・・・。
ミリア「?どうしたの?ルイス??」
 この後、ルイスは、カズヤの側まで歩いて近づく・・・・。
ルイス「・・・・カズヤさん・・・でしたか・・・・・?」
 これを聞いて、カズヤは更に虚を突かれたような表情になる・・・・。
カズヤ「・・・・ええ・・・まあ・・・・」
 この後、しばらく間が空く・・・・。
カズヤ「・・・・あのぉ~・・・何か・・・・??」
 この後、しばらく間が空いた後、ルイスは深く、ため息をつく・・・・。
ルイス「・・・・カズヤさん・・・・」
カズヤ「?・・・・はい・・・・??」
 これを聞いて、ルイスは神妙な面持ちになる。この後、静寂な時が過ぎていく・・・・。
ルイス「・・・・実はですね・・・私達・・・・」
カズヤ「・・・・はい・・・・?」
 この後、また静寂な時が流れていく・・・・。
ルイス「・・・・命・・・狙われているんです・・・・」
カズヤ「!?へっ!??」
 この後もまた、静寂な時が流れていく・・・・。
ルイス「・・・・それも・・・国・・・グレア帝国そのものから・・・・」
 これを聞いて、カズヤは多少驚きはしたものの、自分自身もグレア帝国等から命を狙われてる存在であるため、気にならなかった。むしろ、いざっ!自分の身が危なくなった時、この二人を囮に、ズラがるのに利用してやろう。それまで食料に困らないだろうくらいにしか思っていなかった・・・・。
ルイス「だから!!我々と同行すると!あなたの身も危険ですよ!!」
 この後、しばらくして、カズヤは、軽く不敵な笑みを浮かべる・・・・。
カズヤ「大丈夫ですよ。心配いりません・・・・」
ルイス「!!しかし!!!!」
カズヤ「それに、ここは『黒い悪魔』のいる森・・・・どちらにしても、一人の方が危険ですよ・・・・」
 こう言いながら、カズヤは瞳を閉じる・・・・。
ルイス「・・・・なるほど・・・・」
ミリア「・・・・確かに・・・・」
カズヤ(『黒い悪魔』は俺だがな♪)
 この後、ルイスは、しばらく考え込む・・・・。
ルイス「・・・・分かりました・・・共に、『ミミアート』まで・・・・」
カズヤ「!ありがとうございます!!」
ルイス「いえっ!困った時はお互い様ですよ!!」
カズヤ「そうですね!助かります!!(本当にね♪)」
ミリア「危なくなったら、助け合お」
カズヤ「・・・・そうですね・・・・(いざとなったら、こいつらを盾に、俺だけ助かりゃいいさ♪)」
ルイス「ではっ!!少し休んだら!行きましょ!」
ミリア「は~い♪」

 歩兵部隊の隊長である、ライアドスは今、部下を引き連れて、亡国王女・・・・つまり、ミリア達を発見したヴァレック付近の森に向かっていた・・・・。
ライアドス「今日こそは決着をつけるぞ!ルイス!!」
 そのまま、ライアドスの部隊は進軍して行く・・・・。
ライアドス「絶対に!!奴らを逃がすんじゃないぞ!いいな!」
歩兵隊員①「はい!!ライアドス様!」
 そのまま、間があく・・・・。
ライアドス(奴を倒すのは俺だ!!)
 こうして、歩兵隊は、ヴァレックに向けて進軍して行った・・・・。