がじんブログ

フィギュア小改造ネタばかりに。登場人物:いかすみ…妻 一遇,二遇,三遇…息子,娘,息子

北斗星を見送る

2015年08月22日 | 鉄道

北斗星の最終出発日。北斗星は,3月に「定期列車」としての運行終了となりニュースになりましたが,その後も臨時列車として運転され続けていて,今日札幌駅を発ったものが本当の最終列車です。

とりあえず,昨日上野を出発した列車は11時15分に札幌に着きます。少し前に買い物に行ったとき,ここ良いんじゃないかな,という穴場を見つけたのですが,撮り鉄ではない浅はかな私の考え。ちゃんと先客がいました。


私はこのカメラが向いている団地で産まれ,小学校入学前までいました。当時も鉄道が好きで,よく線路の見えるところで列車を見ながら虫採りしていたのをなんとなく覚えています。三十数年も経っても似たようなことをしています。

そして夕方16時12分の出発に向けて,二遇と一緒にのこのこと札幌駅へでかけていきました。一遇は残念ながら部活と被りました。
札幌駅は,やっぱりすごい人出でした。

この日はホームの先の方は報道陣用にされて,一般客は入れません。一番人が集中して危ないところなのでしかたないことでしょう。

到着時刻が近づくと,ピリピリしてきます。

来ました。

何が悪いのかよくわかりませんが,私は撮影が超ヘタです。なんか写っていれば良いや,といういい加減さがだめなんでしょうかね。

見慣れたヘッドマークも見納めです。このデザインは良いですよね。

到着から出発まで10分あるかないか,ぐらいで非常に慌しかったです。前はもうちょっと長くホームにいた印象がありましたが,こんなものでしょうか。


出発のときには,駅長の合図がありました。大盛り上がりの中で,列車は出発していきました。屋根のあたりしか見えませんでしたけれど,最終日ってそんなもの。雰囲気を味わいにくるものですからね。


27年くらい走っていたらしいです。私が大人になってから再び鉄道を気にしだしたのは,一遇の産まれたあとで今から10年位前ですから,後半しか知らないのですね。いつも目にしていたので,貴重さを感じることは全くないのが正直なところですが,古くてボロボロの車体にも関わらず,独特なオーラのある列車でした。最後に見ることが出来て良かったです。

「寝台特急」ブルートレインはこれを以って全国からなくなりましたが,一応,はまなすとカシオペアは残っていますから,新幹線開業までのあとわずか,それらも機会があれば間近で眺めに行きたいと思います。