ヒートプレスで検索されて来た方が多いようですが,数百円でできるかわりに,大変いいかげんなものです。あまり参考にしない方がハッピーです。
ということでハッピーロボを作っています。既存のプラモデルを組み合わせつつ,足りない部品を継ぎ足しているのですが,だらだらやっているので完成率は5%くらいです。1月に言うのもどうかと思いますが,年内に完成するかどうか,といったところでしょうか。
その中で,どうしても流用ができない部品がありました。
ガンプラのおかげで今は様々な改造,工作用部品が発売されているのですが,どうしても欲しい形,大きさのバーニアのパーツがありません。そこで初めてのヒートプレスに挑戦しました。
ヒートプレスとは,プラ板(プラスチック製の板)を熱でやわらかくした上で型に押し付けることで,プラ板を型の形にしてしまう技法のことです。
百円ショップで見つけてきた普通の写真立てです。実は2つ用意しています。
分解します。ここに子ども達の写真を・・・
入れません。
プラ板が入ります。1ミリくらいの厚さです。
2つのうち一つは,裏側のネジ等を全て取り除いています。
もうひとつを重ねます(フレーム部分だけを使います)。
底面で直径3センチの円錐(頂点なし)。このような大きさのプラスチック製の部品を長らく探していました。すごくシンプルでありながら,いざ探すとどこにもありません。
東急ハンズに大きさだけはピッタリの木材があったので,ヒートプレスを思いつきました。
子どもの積み木を勝手に使い,脚をつけます。キノコみたいです。
ロウソクに点火します。最初は1本でしたが熱量不足だったので2本にしました。良く見ると奥に作業後の部品が置いてあります。撮影の順番はこの記事の順ではないことがバレバレですが,工作内容の紹介ということで許してください。
あぶります。
頃合を見て,さっきのキノコにオリャア!とかぶせます。
手が足りず,かぶせる瞬間の写真はありません。
本当はこれに合う大きさの枠を用意すべきなのですが,私はいい加減なのでビンの口をオリャア!とかぶせます。ヒートプレスの技法としてはバカにされるレベルだと思います。
外してみると,形ができています。水滴がついているのは,水をかけて冷ましたからです。
上手い人がやればもっと良い形になるのでしょうが,とりあえずこれで良しとします。
このへんは失敗作です。
ひきちぎれ。
しぼり不足,これで気づいてビンのふたを使いました。
安全のためロウソクは消しましょう。
もう一個探しに探していた形がありまして・・・。これもかなり悩みました。
そんな時,ふとリサイクルショップで見つけた怪獣です。私も一応ウルトラ怪獣のことは知っていますが,レオまででこれは知りません。調べると「バジリス」だそうです。
そのものズバリではありませんが,ソフビ製で加工もでき,何より中が空なので軽いのが素晴らしいです。部品,いただきます。