がじんブログ

フィギュア小改造ネタばかりに。登場人物:いかすみ…妻 一遇,二遇,三遇…息子,娘,息子

秋葉原の朝霧

2011年11月03日 | Weblog
東京小旅行の最後は秋葉原です。

東京に来る前夜に,家で秋葉原の鉄道模型店を調べて地図を印刷しようとしたのですが,一枚目でいきなりプリンタのインクが切れてしまい,印刷不能になりました。いくつかあるインクカートリッジの一色がなくなっただけですが,それを飛ばして印刷できる根性はプリンタには備わっていなかったようです。
仕方ないので,いかすみには「それは無理があるでしょ」と言われながら,パソコンの画面をケータイで撮影して持ってきたのですが,案の定役には立ちませんでした。見づらいし,目指す場所の区画しか写っていないから,今の場所から見てどこをあらわしているのかわかりません。
「僕の私のスマートフォンなら余裕なんだけどー」と思った人もいると思いますが,言うまでもなく普通の携帯電話ですから。
ところが,便利なことに駅で地図が配布されていました。そういうもののようです。でも内容は少し古いのかな?
とはいえ,地図に書いてある店はジャンル分けされていないので,どれが模型店なのか不明です・・・。仕方が無いので,なんとなくわかっている名前を頼りに歩き回ります。

今回は,特に目当てがあったわけではないですが,適当にNゲージの中古を見ていました。北海道では中古品を扱う店はほとんど無く,リサイクルショップも最近は相場が高く,掘り出し物も無いですから。
そういえば5~6年前,一遇が3歳くらいの頃は,リサイクルショップでのNゲージの値付けはいいかげんで,良い物を安く手に入れることができることがあった(TNカプラー装備の113系が10両詰め込まれたケースが3000円とか)のですが,今はまず無理ですね。
この日,ある店で目を付けたのが,乗ったばかりの371系あさぎりでした。値段も程々で良さそうでしたが,これからいくつも店を回るし,無理して今買うことは無いなぁ,と思って,店をふらふらとしました(・・・はい,既にオチはわかりましたよね)。
鉄道模型店は行こうと思っていたところ5~6件にはたどりつくことができ,ついでに,Nゲージの比でないほど目につくフィギュアを扱っている店も片っ端から見て,ジャンク品のfigma他を探してみましたが,どこも扱っているのは普通の製品で,ジャンク品を探せる環境は,わかる限りでは無いようでした。ガンプラだったら,昔どこかの店で,箱をばらしてランナー単位とかで売っているのを見たことがあるような気がしますが,完成品フィギュアをバラすことは普通はないんでしょうね。
ちなみに,地元ではどこに目があるかわからないので,figmaの並ぶような売り場をさまようことはできませんが,ここだと気が楽でした。

昼ごはんは適当にしょぼい食堂で食べましたが,あのあたりは妙につけ麺の店が多いように感じました。はやっているんでしょうかね?
午後になり,いかすみから,子供たちが風邪で相変わらず不調だという電話が来ました。思っていたよりも色々と回れたので,もう良かろう,と飛行機を早めて帰ることにして,あさぎり買って帰路に着こう,と店に行ったのですが,お察しのとおり,既にありませんでした・・・。
残念ですが,こういうのが中古の醍醐味でもありますからね。諦めました。

結局のところ,秋葉原で買ったのは
子供たちのお土産として
・ポケモンカード何枚か(子供たちが喜ぶと思っていたのに,実は裏面の印刷が古かったせいで使えなかった・・・)
・スライムの小さい人形(ドラクエダンジョン等に)
・さいころ(やはりドラクエダンジョン用に)
いかすみに
・ニャンコ先生(夏目友人帳)のガシャポンフィギュア一個
以上,自分の買い物は何もしませんでした・・・。

さて,前の日にイングラム氏と先生氏から,あそこは変貌してしまった。メイドさんがいっぱいいるよ,と少々否定的に聞かされた秋葉原。
確かに部品屋がまだまだ幅をきかせていた時代は面影だけになっていますが,私のように無駄にジャンルが広い模型趣味があり,ゲームもアニメも流行っているものはなんとなくわかる(これは最近のフィギュアをチェックしているせい)状況でこの町を歩くと,それなりに楽しい場所ではあります。
まぁ,AKBとメイドさんにはついていけませんが。

ただ,イングラム氏と先生氏の違和感もよくわかります。近所の肉屋,八百屋さんがスーパーマーケットにとって変わられてしまった感じでしょうか。
あと,これは正しい理解なのか自信がありませんが,私の知る模型のジャンルに限って言えば,自分で汗水たらして部品を組み上げる時代はとうに過ぎ去っていて,完成品を買い求めて袋を開けて飾ることが基本になっています。
私は古い方の人間ですから,気に入らないなら直せよ,そこ切っちゃえよ,塗りかえちゃえよ,と言いますが,今ではガンプラを説明書どおりに組み立てることでさえ出来ない子供が多い時代です。
かつての「俺達はこういうことをしたいんだ」という連中が集まっていた頃の創造(たぶんそんなにカッコイイものではない)の空気ではなく,今は「僕たちはこうなったものが欲しいんだ」と結果だけを求められている,普通の買い物の街になったということもあるのではないでしょうか?
AKB48やメイドさんは,ゲームやアニメから順次派生して行ったひとつの現象に過ぎないので,それは秋葉原の本質とは違う物ではないかな,と思います。
あぁ,まとめるの無理。私はこういう文化論みたいなことを書くのはすごく苦手です。この倍くらいの内容で推敲したんですが・・・。
いつか続きを思いついたり,考えの間違いに気づいたらネタにしたいと思います。

この後は,特に出来事も無く空港に行きました。

屋上にずいぶん人が集まっていると思ったら,新型機でした。


ポケモンジェットもいました。

乗るたびに思いますが,飛行機は好きではないです。あの不安定さがダメです。来年,海外出張もあるのですが,半日以上飛行機に乗っていなければならないとか,想像できません。

ということで,間に違う話が入りましたが,東京紀行でした。
またいつか行きますので,お二方,その時にはよろしくお願いします。
今思ったのですが,カマキリ探す予定を考えれば良かったです。10月中旬だとまだいましたよね?
虫女の二遇に本物を見せてやりたかったです。北斗星が廃止されるまでに,家族で行かなくては。