がじんブログ

フィギュア小改造ネタばかりに。登場人物:いかすみ…妻 一遇,二遇,三遇…息子,娘,息子

ターンエーガンダムのエピローグのレベルまでは求めていないけどさぁ

2010年02月05日 | プリキュア
一週間も経つと,もうどうでも良くなってきましたが,せっかくなのでフレッシュプリキュアの最終回の感想でも書きましょう。

はっきり言って全くダメな最終回だったと思います。落第点です。
意外に早い時間に最後のメビウスを倒し(自爆しましたけど),良かった良かったという展開だったので,その後を描く時間は十分すぎるほどにありました。実際にあったのですが,なくてはならない場面がいくつも抜け落ちているではありませんか。
あれだけ大騒ぎして,皆に正体を明かしてまで救いにいったシフォンやそれとセットのタルトとの別れはどうしたの?この物語の核でもあった4人目のプリキュアことせつなとの別れは?せつなに至っては,ラブの両親を親として呼ぶようにまでなったのに。
さんざん人間関係をべたべた描いてきたのに,最後の別れだけは何にもなしで,それぞれが元いた世界に帰っていく姿だけが流れてました。
別れの場面は全部視聴者に想像させるのですか?
あと,極めつけは主人公のラブ。クリスマスから「甘酸っぱい」イベントを引っ張っておいて,仲間たちに決めぜりふを入れ替えるという,この最終回で数少ない好演出をしてもなお,「いわないー」ですと?
それは,まぁ,幼児向け番組ですから,「大好きー!ぶちゅー!あぁ,いけません,そんなー」とかはまずいでしょうから,仕方ないでしょうか。
それにしても彼(名前を忘れた,だいすけだったっけ?)かわいそ・・・。さっさとベローネ学院にでも転校して,違う相手を探した方が良いんじゃないでしょうか?いや,ラブみたいなのが好みだったら,夢原のぞみ(キュアドリーム)あたり?だが,のぞみに恋すると強力なライバルが!!!怪物ですけど。

ところで,せつながラビリンスに帰りました。この結末は,話の展開上それしかありえないと思っていましたが,よく考えると,数週間前にふざけてブログで書いたような幸せな展開はないかもしれません。

ラビリンスは管理国家だったそうです。この国を支配していた超高性能コンピューターのメビウスは自爆して果てました。後に残されたのは,今までメビウスの指示の下にロボットのように生活していた国民たちです。まず,これまでの指揮命令系統が完全に破壊されました。メビウス,クライン,ノーザ,これらはもういません。国民の皆さん,何をどうして生きていくのですか?
また,この街は機械化が進んでいるようです。メビウスのいた巨大な建物が街のコントロールを司っていたようで,そこから町を監視したり,各種設備の操作をしていました。これから類推するに,電気や水道のインフラ関係の統合管理機能もあったのではないでしょうか。でも建物は自爆しました。下の方が少し残っていたにしても,石けんじゃあるまいし,残った部分だけ使えるわけがありません。国全体にどんな影響が出ているかたいへん心配です。
さらに,インフラがなんとか出来たとしても,次に問題になるのが「データ」です。メビウスはかなりいろんなデータを集めて管理することが好きなようで,管理する人の身長とか血液型まで調査してしまうほどのこだわり派でした。そんなどうでも良いデータなら問題ありませんが,戸籍やら登記簿やら,大事なものが何もかも吹き飛んでしまっていないでしょうか。消えた年金どころではありません。消えた国です。今のラビリンスなら,誰になりすますこともできるし,土地や建物もとったもん勝ち,全てがやりたい放題です。
この街では警察もいないでしょう。何せ国民は管理されていましたので,その役割を持つ者こそ,せつなの過去の姿,イース達だったのでしょう。
多分,この先何年もラビリンスは弱肉強食の修羅場です。その混乱に乗じて,アクダイカーンマークⅡとかジャアクキングOOとかが攻めてこないとも限りません。
せつな,ウェスター,サウラーのラビリンス3人組は,1人を除いて決して馬鹿ではありません。ラブの世界にいたかったのは当然でしょうが,故国の悲惨な状況を憂い,覚悟を決めたのでしょう。

と考えると,「みんなで」幸せゲットしてないじゃん・・・。

いえ,子供向けマンガですから,別に良いんですよ。かなりネタで書いていますよ。あまり真に受けないでくださいね。

シンケンジャーも次が最終回,おもちゃが大量に売れ残っているのは至極ごもっとも。主人公が影武者だったとか,三味線の音色が違うとか,年上の養子にしただとか,子供にすれば「???」の展開でしたから。でも,すごく面白かったですね。