忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

求む。日本のトクトフ。

2011年01月18日 | 過去記事
戦国時代。尾張平野にある清州城の石垣が崩れた。信長は工事奉行を呼びつけて修繕にあたらせるも、作業が一向に進まない。そこで木下藤吉郎と工事奉行を交代させる。藤吉郎は職人を集め、先ず、酒を飲ませてスキンシップを図る。情報収集だ。 職人は「工事奉行は急げ急げと怒るのだが、我々はなぜに急がねばならぬかを知らない」と愚痴を垂れる。藤吉郎は「この城の石垣が崩れたという情報は、必ず、敵方に伝わる。そ . . . 本文を読む