哲学的な何か、あと心の病とか

『人生とは何か、考えるほどにわからない。というのは実は正確ではない。わからないということが、わかるのである。』池田晶子

脱法ドラッグ元常習者の告白

2014年07月26日 | 哲学・心の病
【なぜ脱法ドラッグを吸って運転するのか?】

僕も脱法ドラッグを吸って何度も自動車を運転しました。
買ったとたんに我慢できなくなる。
すぐに使いたくなる。
もう待てないんですよ、家まで。

吸って運転すると流れる景色が違う。
スピード感がある。
そのスリルにはまってしまいます。

始めたのは大学生のころです。
「合法品だから大丈夫」という感覚でした。
値段も0.3㌘あたり1000円程度。
つい手を出してしまいました。

最初は自分がなにか、何でもできる「神」みたいな感覚に陥るんです。

就職すると仕事がきつく、ほぼ毎晩吸うようになりました。
月数万円分を購入したことも。
毎日買いに行って、吸って、ヘロヘロになって…。
そのうち体が勝手に動いて、暴れるようになりました。
暴れているという自覚はあるけど、自分では止められない。
会社は休職せざるをえなくなりました。

脱法ドラッグには絶対に手を出さないでください。
1回やったら、何回やっても満足しなくなる。
いま支援団体の力を借りて、薬物依存から脱却をはかっています。