El Cielo Azul de YOKOHAMA

青い空 白い雲 どこまでどこまで続く
僕の夢は高く 雲を越えてゆくよ

世界で一番 BONNIE YOKOHAMA

第37節 0(0- 0)1 神戸・敗戦の味

2006-09-03 | 1.横浜トップ
敗戦の味、この悔しさ、忘れていたかもしれないね。
去年まで、『勝利の味』、勝つ事の嬉しさを忘れていたチームとは思えない。(笑)
俺達、月1白星チームだったよね。(爆)

いや、何が言いたいかというと・・・。
確かに、何とか神戸を押さえていたけど、あの一点だけ神戸お得意の速攻にやられた。
それから城に警告がでて、天王山シリーズ2試合停止。
すげぇ悔しい。
すげぇ悔しい。
ホント悔しい。
そんでもってへこむ。
ガックリとへこむ。
どんなに強がったって
言葉じゃ『次だ』『ここからだ』って言っても
身体と気持ちは正直で
試合後にはヘタリ込んだ。
何もする気力がなく
ビデオも見ず
メールもネットもチェックせず
寝た。
で、朝起きて思ったのよ。

たった1敗、敗戦の味をここまでじっくりと噛み締めるのって、
いいことだ。
大切だよ。
今の俺達、横浜FCは
たった一敗でこれだけ真剣に考え
悩み
やるしかないって自分自身に言い聞かせたり
そういうチームになったんだ。
これって、この8年間、いや違うか
Jリーグに這い上がってから5年間、
苦汁を舐め続けた横浜FCが、
いつかはこうなりたい
なってみたいと
描き、願い続けた姿だよね。
落ち込めばいい。
へこんで
悔しくて
そんで叫べばいい

これこそが苦渋の時代に俺達が憧れ続けた世界のひとつなんだ。

その上で問いたい。

君は「いい夢をありがとう」って感謝して
あの苦渋の時代に帰るかい?
尻尾を巻いて、負け犬の世界へ?

俺には出来ない。
このたった1つの敗戦の味
この昇格争いの痺れを手放すことなど
俺には出来ない。
自分自身が望み続けた姿のひとつが
今、まさに、ここにある。

ここで崩れたまんまじゃいられない。
全てを受け入れて
そして次の戦いに向けて立ち上がらなければならない。


横浜の空は今日も晴天だ。


さてさて試合の方です。
神戸は何とかうちの守備を崩そうとしてましたね。
サイド中心でしたが、あいつ、あつ亭の店長の弟が恐かった。(笑)
でもうちの両サイドバック、オッパと智吉がよく押さえてました。
しかし、そこの守備が厳しいと判ると神戸はスペースを作る動きを徹底。やつらはドリブルで中に切れ込む回数を増やしたり、サイドから中央へ斜めにフリーランを繰り返し、うちのサイドバックを中央へ引き付ける。
空けられたサイドのスペースから入れ代わりに侵入したやつにフリーでクロスをあげられはじめる。
だが、ゴール前ではうちの身体を張った痺れるプレーがそれを跳ね返す。
繰り返し、繰り返し。
我慢比べでしたね。
ヨンデ、オムさん、最高。
特に小村は合流5日目?
顔面戦士の称号は伊達じゃない。
シュートコースに身体を入れてブロック。ヘッドでクリア、袈裟固め、アイアンクロー、ローリングソバット、バックドロップ、ドラゴンスープレックスホールド・・・?と奮闘してました。(笑)
攻撃面では、トゥイード、ハヤのポジションを指示されていたのでしょう。いつもの折り返しをきっちりやってた。
ただ、小村はニアへ身体ごと飛び込んで自ら決める方が得意なんじゃないかな?

攻撃面では、うちの持味である中央で細かいパスを繋いでリズムを作り出すことをさせて貰えませんでしたね。
山口がなかなか中でボールを持たせて貰えない感じです。神戸がいいのか?
ただ、もしハヤだったらヤマがどんなに囲まれていても必ずヤマに預け、ヤマもダイレクトではたいてリズムを作ったと思う。
オムさんは出しどころが無くてヨンデやロングフィードを繰り返していたけど、あれではうちのリズムは作れないと感じた。
でもそこは信頼関係でしょう。
紫熊のボランチと違って、山口はしたたかなベテランです。何とかする男です。
合流5日目ですからね。(汗)
すぐに対応してくれるでしょう、小村ならば。

気になったことは、内田と吉野。
二人とも、ビッグチャンスを作り逃した後、いつまでもへこんでてましたね。
案の定、次のチャンスでオフサイドポジションや数的不利になった。
トップと違って、中盤で動き回る君達は、次の展開のためにも直ぐに戻らなきゃね。
うちのチャンスは少ない。不利も多い。
試合中にへこんでる暇はないです。

最後に城彰二。
お前の悔しい気持ちは痛いほど判る。本当に。
お前が絶対に必要だし、こっちもお前と一緒に戦っているつもりだ。
3年前の夏、広島の豪雨の中でお前がサポに向けて怒鳴り散らした「やってやるよ」という気持ちも
移籍を思いとどまって「やり残したこと」に懸ける気持ちも
ゆ○かちゃんを連れてゴール裏に来てくれた時の笑顔も
お前の全てを受けとめているつもりだ。
本当に判る。
だけどその悔しい気持ちを
あの形でぶつけるのだけはやめてくれ。頼む。

そこには俺達の誇り、青いリボンと不死鳥のエンブレムがあるんだ。
それは、俺達が最も守らなきゃならない大切なものなんだ。

頼む、城彰二
そしてその激しい気持ちを
前へ向けてくれ
頼む。



PS.
小村隊のみなさん、フリエゴール裏に初登場。
いつもの皆さんでした。(笑)
今回の電撃移籍を受け、徹夜でフリエカラーの弾幕を作成したそうです。
「郷に入っては郷に従え」
小村選手の移籍の度に小村隊の皆さんも大変な移動を経験していますが、
みなさんがどこへ行ってもトラブルなく受け入れられる理由がよくわかります。
チームカラーの弾幕を作り直して緒戦に臨む。
これってなかなか出来ることじゃない。
旧チームカラーの弾幕を張り、ホームスタジアムの調和に違和感を与えてしまうことの意味を考えるべき・・・というのが、私の気持ちです。
その点、小村隊の皆さんはさすがです。
一緒にがんばりましょう。
もう一つ小村隊のみなさんに感心したこと。
「もう広島には行かないんですね?」って問いかけたら
「あと一回だけ行きます。」とのことでした。
「広島のサポーターにはとても善くして頂いたから、最後のご挨拶に」
それだけの理由で仙台から広島へ!!
人間味あふれるこの言葉に感動しました。
次の紫熊は名古屋戦でしたね。
お気をつけて。
そして今シーズンの最後に、一緒に歓喜を爆発させましょう。


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☆ J2リーグ第37節・ヴィッセル神戸戦 ☆

○日時:9月2日(土)19:04キックオフ
○会場:三ツ沢公園球技場
○結果:横浜FC 0(0-0)1 ヴィッセル神戸
○得点者:
ガブリヨリ(61分)

○警告
87分 城


○メンバー
○横浜FC
<スタメン>
GK菅野
DF小野 小村 鄭容臺 崔成勇
MF内田 山口 吉野 アウグスト
FWアレモン 城
<サブ>
GK小山
DF岩倉
MF吉武 滝澤
FW富永

○ヴィッセル神戸
<スタメン>
GK荻
DF北本 エメルソン 河本 坪内  
MF田中 ホルヴィ ガブリヨリ
FW朴 平瀬 三浦
<サブ>
GK徳重
DF柳川
MF栗原 小森田 茂木

○交代
74分 吉野(OUT)→滝澤(IN)
74分 ガブリエロ(OUT)→栗原(IN)
79分 アレモン(OUT)→富永(IN)
86分 田中(OUT)→小森田(IN)

○入場者数:6660人


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