CS90を手にれる前は6V系のバイクもレギュレータがついていると思っていたが
なんと発電した電圧そのままバッテリーにぶち込んでいるらしい
これじゃバッテリーには過酷な状況だな・・
バッテリー液の管理をちゃんとやってないと
ツーリング途中で アウトってことになりかねない。
知ってる人はこの先は読んでも意味ないので
知りたいと思う人のみお読みください 笑
まず用語の説明から
〇発電機
CS90の回路図をみると発電機はACジェネレーターとの記載
普通 オルタネーターかダイナモっていうんじゃないかとネットで調べたら
ジェネレーターは発電機の総称
なので AC(交流)DC(直流)両方あるが
CS90は 交流式の発電機という事になる
ただ一般的な使われかたは
オルタネーター 交流発電機
ダイナモ 直流発電機 が一般的
バイクや車は ほぼ100%オルタネーター
さらに調べると ダイナモと言う言葉も
発電機の総称らしいけど・・・
まあ 普通はオルタネーターで良いでしょう
〇レクチファイア(ブリッジダイオード)
ダイオード(半導体)を4個接続し
交流を直流に変換する部品
〇レギュレーター
発電機から出てくる電気の電圧を一定にする部品
〇ダイオード
一方向からのみ電気を流す半導体
〇直流と交流
直流 +と-がいつも一定 乾電池とかスマホの電池 バッテリーなど
交流 一定の周期で+と-が入れ替わる 家庭の100V
さて以上を踏まえたうえでCS90の発電から電装品までの流れを
回路図 CS90のサービスマニュアルから
発電機からきた交流電流がレクチファイアに入るが
レクチファイアのダイオードで電流の向きを制限されて
プラスマイナスが一定の直流(厳密には脈流)になる。
桃線と黄線がオルタネーターからの線
これは交流なので+-が一定周期で入れ替わる
もちょっとわかりやすくこの図で
ここからは 電子の流れとかは忘れて
普通に電流はプラスから出てマイナスに戻ると考える
一番左の〇の中に~みたいな印は交流電源を表す
この部分をオルタネーターとする
今オルタネーターの上側の線が+とすると
ブリッジダイオード(レクチファイア)に入ると右のダイオードのみに電気が流れる
(左に流れようとしてもダイオードは反対からの電気は流さない)
その後下のダイオードも反対向きなので流れず電装品に電流が流れる(赤線)
電装品を通過した電流はボディアースを伝ってレクチファイアに入り
オルタネーターのマイナスへ戻る(青線)
この時ダイオードの向きで考えると+側にも流れそうに見えるが
電流は+から出て-に戻るため+側には流れない
今度は逆でオルタネーターの下側の線が+の場合
さっきと逆ではあるがダイオードの向きによって
電装品には常に同じ方向の電流が流れる
(交流が直流になっている)
次にレギュレーターだが
ブリッジダイオード(レクチファイア)は交流を直流に直すだけで
電圧は制御できない
オルタネーターは回転数にあわせて電圧が上がっていくので
このままでは走り出すと電圧が上がって電装品が壊れる
そこで普通はレギュレーターを入れて電圧を一定にするが
CS90はそれがなく
その役目をバッテリーが担っている。
(6Vバイクでもレギュレーターが付いているものもある)
バッテリーで電圧を制御しているイメージ図
箱の中に水をためるイメージ
ブリッジダイオード(レクチファイア)側から来た水は電装品にちょうど良い水位(電圧)で流れる
エンジンの回転が上がって水位(電圧)が上がってくると
余分な水(電圧)はオーバーフローパイプから排出されるので
電装品には常に一定(6~7V)の電圧がかかる
実際は余分な電圧はバッテリー液の蒸発でエネルギーを消費し
一定の電圧を保っている。
だからバッテリー液が無いとかバッテリー自体が弱ってくると
電圧制御ができなくなってライトの球切れとか
夜間にウインカー付けたらエンジン止まるとか危険な目に合う
またバッテリー液の蒸発が多いので密閉型のバッテリーは使えない
たまに使ってる人もいるようだけど
たまたま使えてるだけで破裂する危険性が大
しかしこの方式はバッテリーをもっとも傷める使い方
このタイプのバッテリーは液管理を普通以上にチェックする必要がある
おそらく発電量をあまり大きくせず(大きいとバッテリーの負担が大きい)
ギリギリの発電量で設計してるような気がする
確証はないけど
だから夜 右折なんかで止まってるときは
リアブレーキは使わず ちょっと回転上げ気味にするとか
した方が無難なのかもね
プラグも点火しなくなるから 交差点のど真ん中で
エンストしたら・・・いや~ なまら焦るべ 笑
なんと発電した電圧そのままバッテリーにぶち込んでいるらしい
これじゃバッテリーには過酷な状況だな・・
バッテリー液の管理をちゃんとやってないと
ツーリング途中で アウトってことになりかねない。
知ってる人はこの先は読んでも意味ないので
知りたいと思う人のみお読みください 笑
まず用語の説明から
〇発電機
CS90の回路図をみると発電機はACジェネレーターとの記載
普通 オルタネーターかダイナモっていうんじゃないかとネットで調べたら
ジェネレーターは発電機の総称
なので AC(交流)DC(直流)両方あるが
CS90は 交流式の発電機という事になる
ただ一般的な使われかたは
オルタネーター 交流発電機
ダイナモ 直流発電機 が一般的
バイクや車は ほぼ100%オルタネーター
さらに調べると ダイナモと言う言葉も
発電機の総称らしいけど・・・
まあ 普通はオルタネーターで良いでしょう
〇レクチファイア(ブリッジダイオード)
ダイオード(半導体)を4個接続し
交流を直流に変換する部品
〇レギュレーター
発電機から出てくる電気の電圧を一定にする部品
〇ダイオード
一方向からのみ電気を流す半導体
〇直流と交流
直流 +と-がいつも一定 乾電池とかスマホの電池 バッテリーなど
交流 一定の周期で+と-が入れ替わる 家庭の100V
さて以上を踏まえたうえでCS90の発電から電装品までの流れを
回路図 CS90のサービスマニュアルから
発電機からきた交流電流がレクチファイアに入るが
レクチファイアのダイオードで電流の向きを制限されて
プラスマイナスが一定の直流(厳密には脈流)になる。
桃線と黄線がオルタネーターからの線
これは交流なので+-が一定周期で入れ替わる
もちょっとわかりやすくこの図で
ここからは 電子の流れとかは忘れて
普通に電流はプラスから出てマイナスに戻ると考える
一番左の〇の中に~みたいな印は交流電源を表す
この部分をオルタネーターとする
今オルタネーターの上側の線が+とすると
ブリッジダイオード(レクチファイア)に入ると右のダイオードのみに電気が流れる
(左に流れようとしてもダイオードは反対からの電気は流さない)
その後下のダイオードも反対向きなので流れず電装品に電流が流れる(赤線)
電装品を通過した電流はボディアースを伝ってレクチファイアに入り
オルタネーターのマイナスへ戻る(青線)
この時ダイオードの向きで考えると+側にも流れそうに見えるが
電流は+から出て-に戻るため+側には流れない
今度は逆でオルタネーターの下側の線が+の場合
さっきと逆ではあるがダイオードの向きによって
電装品には常に同じ方向の電流が流れる
(交流が直流になっている)
次にレギュレーターだが
ブリッジダイオード(レクチファイア)は交流を直流に直すだけで
電圧は制御できない
オルタネーターは回転数にあわせて電圧が上がっていくので
このままでは走り出すと電圧が上がって電装品が壊れる
そこで普通はレギュレーターを入れて電圧を一定にするが
CS90はそれがなく
その役目をバッテリーが担っている。
(6Vバイクでもレギュレーターが付いているものもある)
バッテリーで電圧を制御しているイメージ図
箱の中に水をためるイメージ
ブリッジダイオード(レクチファイア)側から来た水は電装品にちょうど良い水位(電圧)で流れる
エンジンの回転が上がって水位(電圧)が上がってくると
余分な水(電圧)はオーバーフローパイプから排出されるので
電装品には常に一定(6~7V)の電圧がかかる
実際は余分な電圧はバッテリー液の蒸発でエネルギーを消費し
一定の電圧を保っている。
だからバッテリー液が無いとかバッテリー自体が弱ってくると
電圧制御ができなくなってライトの球切れとか
夜間にウインカー付けたらエンジン止まるとか危険な目に合う
またバッテリー液の蒸発が多いので密閉型のバッテリーは使えない
たまに使ってる人もいるようだけど
たまたま使えてるだけで破裂する危険性が大
しかしこの方式はバッテリーをもっとも傷める使い方
このタイプのバッテリーは液管理を普通以上にチェックする必要がある
おそらく発電量をあまり大きくせず(大きいとバッテリーの負担が大きい)
ギリギリの発電量で設計してるような気がする
確証はないけど
だから夜 右折なんかで止まってるときは
リアブレーキは使わず ちょっと回転上げ気味にするとか
した方が無難なのかもね
プラグも点火しなくなるから 交差点のど真ん中で
エンストしたら・・・いや~ なまら焦るべ 笑