遙かなるインドへ…マハトマの旅行記と日常

茨城県在住の会社員(♀)。旅行とお金が大好きな変わり者。
旅行記や日常、そして不妊治療の日々を綴る自己満日記。

インド7日目~ガンガーの夜明け

2006-12-31 02:09:49 | 2006.11.北インド+韓国

せっかくヴァラナシに来たのだから、ガンガーの夜明けと沐浴は見なきゃ
ガンガーの水は道頓堀よりも汚いので(水の色は茶色を通り越して)、
沐浴をしたいって人はしてもいいんだけど、私はしていません。
だって、病気したくないんだもの
ガンガーで沐浴した日本人は殆どダウンするそうです。
インド人はガンガーの水を飲みます。なぜ病気にならないのか不思議

5時半にRaveiに迎えに来てもらい、ガンガーのボート乗り場へ。
11月のインドは日中30度近いが、朝方は15度以下まで下がるのでバイクでは寒い。
しかも、ガンガーをボートで下ると薄着の私のお腹は冷えて、それと疲れかな?
とうとう下痢をしてしまいました

6時過ぎにガンガーをボートで出発。
夜明け前で気温も低いのに、すでに大勢のヒンドゥー教徒が沐浴を始めてました。
すごい光景です絶対水温低いよ
夜明け前から沐浴
ガンガーはやはり大きい!

ヴァラナシにはマハラジャの遺跡も残っていて、それはとても高いところにあります。
なぜなら、ガンガーは雨季には非常に氾濫するから。
雨季と乾季ではガンガーの水位は10M以上変わります
ヴァラナシはガンガー沿いに多くの建物や寺がひしめき合っており、
ガンガーあっての都市であることがわかります。
ヴァラナシにある遺跡

ついに、6時半ごろ夜明けう~ん幻想的ですな~なかなか綺麗
ガンガーの夜明けお勧め度
(これを見なければ、ヴァラナシに来る意味がありません)
サンライズ

やはり、聖なる川ガンガー、洗濯もここでしちゃいます。
私がいるときは、食事の仕度をしているところが見られませんでした。
そして、ガンガー沿いにいたるところにあるのが火葬場。
といっても、ただの薪の山が燃えているだけだけれども…
ガンガー沿いで燃やした死骸をガンガーに流して、それが地に帰りってことかな?
やはり洗濯はします

私が周りの見物に夢中になっていたとき、私のボート漕ぎの後ろに他のボートが!
私は気づかないままいたら、お互いのボートはガツーンッと激突
進行方向に向かって後ろ向きに漕いでいる漕ぎ手はとても驚いていました。
私が、「気づかなくてごめんね。大丈夫?」って聞くと、
漕ぎ手が、「あなたが気づいたら、ぶつからなかったけど大丈夫。No problem」と。
「何でインド人は、いつでもNo problem って言うの?」と聞くと、
漕ぎ手が、「仕事がキツイからね、No problem って言いながら頑張るんだよ」と。

なるほど"No problem"が口癖のインド人の謎がちょっと解けた気がしました。
彼らの殆どが肉体的にキツイ仕事に就いているため(割りに合っていない給料)、
No problem と言いながら、細かいことは目を瞑るくらいじゃないと
やっていけないのだと思います。

でも、インド人の"No problem"は本当に「問題無い」ときにももちろん使うけど、
「問題あり」でも"No problem"と言って言いくるめようとするので注意が必要です



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