油彩№45 「悲しみのピエロ」 (9日目)

　気合で腹痛を鎮め。嘘、戻したから良くなっただけ。

　左の人形の顔を中心にアッチコッチ手直ししながら進めた。
　だいたい、基本的にはこの絵の路線が出来上がったので、自分のイメージに沿って少しずつ補正しながら進めていこう。
　構図は微調整しながらやっていけばそれでいいのだけれど、問題は人形の服の至る所にあるレースだ。これをある程度はそれらしくしないと、とてもじゃないけど、県美展には入選できないだろう。私の目指す絵は保守的かもしれないが、荒いタッチで、「近くで見たらよく分からないが、ちょっと離れて見たらすごくリアル」というような昔の油絵のイメージの作品。でも、ある程度完成度が高く細密的な部分が必要ではと思っている。
　まあ、いずれにしてもここ一ヶ月はこの絵の完成に全力を尽くすつもり。