最後の一葉

あの壁、最後の一枚の蔦の葉を見て。ああジョンジー、あれがベーアマンさんの傑作なのよ。

私の好きな画家

2022年02月14日 22時32分00秒 | 絵に関すること
 
 国吉康雄 私のブログで最頻登場、3回目の登場です。太平洋戦争当時、米国での生活は辛かっただろう。退廃感、無力感、虚しさが伝わってくる。

 私は今年3月末で再任用が任期満了になる。4月には66歳になる。やっと私の本当の人生が始まる。高校時代、「一生四畳半生活で構わない。結婚もできなくていい。僕は本物の画家になるんだ」と思っていたあの頃の気持ちに立ち返ろう。美大志望で、毎朝、毎夕、美術室で木炭デッサンを描いていたのに、何の間違いか、今の職場に就職し、現職42年3ヶ月、再任用4年9ヶ月で都合47年間も公務員として働いた。もういいだろう。家内も了解済みだ。この期に及んでも「退職後は税〇士として地域に恩返ししようか」と思ったりしている。そんなの単に、無職のオッサン(いや、お爺さんか)になるのが怖いだけなんじゃないか。そんな気持ちだからいつまで経ってもこんなチマチマした絵しか描けないのだろう。つまらない男だ。本当に。情けなくなってしまう。色々、悩んだのだけど、意思は決まってきた。これまで息もできた、水も飲めた、今の職場には感謝している。ただ、これからの人生は私の青春時代のあの思いに立ち返ろうと思っている。
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