金印の島・・志賀島・・
博多湾に突き出た島
ここに金印は埋められた
難斗米は懐に金印を抱いていた・・
姉の卑弥呼に重要な密命を負っていた。
改めて、卑弥呼の言葉を思い出していた
「金印を人知れず、志賀島に埋めろ」と・・・・
「姉さんなぜ?せっかく頂いた金印を埋めるの?」
姉の真意を汲み取れず、思わず聞き返した
卑弥呼「それは、謎を作るためだ」
「なぞ?何のために?
「この謎を解いたものが、世界を握る。ほほほほ~~」
卑弥呼は楽しそうに笑った・・・
卑弥呼には、だれが、この謎を解くか・・既に知っていた
卑弥呼「実を申せば・・・これは、道しるべなのだよ」
難斗米「道しるべ?どこを示すの?」
卑弥呼「魏の都は、洛陽・・そして、邪馬台国を結ぶ直線
なのだ」
難斗米「邪馬台国・・なるほど」
卑弥呼「具体的に申せば・・洛陽と私の墓だよ
洛陽から金印を結び、さらに、直線を延ばすと
私の墓だ」
難斗米「墓だって、まだ、墓なんぞ無いではないか」
卑弥呼「墓は無くとも、場所は決まっている。
夫と娘が眠る傍らに決まってるでしょう」
難斗米「そうか!そうだよね~、だけど、姉さん、
その、洛陽が見えるの?」
卑弥呼「ああ~”良く見えるよ”お前にはわからんだろうが、
空から、丸い大地が見えるのじゃよ”」
難斗米「丸い大地?また解らん”」
卑弥呼「よいよい”解らん”それで良いのじゃよ」
「とにかく、山の裾野に深く、浅く埋めるのじゃよ
千年先に発見される場所にだ”」
難斗米「千里眼とアマテラス眼”不思議な能力だ、神がかりだ」
改めて、姉の持つ、能力に慄いた・・
博多湾に突き出た島
ここに金印は埋められた
難斗米は懐に金印を抱いていた・・
姉の卑弥呼に重要な密命を負っていた。
改めて、卑弥呼の言葉を思い出していた
「金印を人知れず、志賀島に埋めろ」と・・・・
「姉さんなぜ?せっかく頂いた金印を埋めるの?」
姉の真意を汲み取れず、思わず聞き返した
卑弥呼「それは、謎を作るためだ」
「なぞ?何のために?
「この謎を解いたものが、世界を握る。ほほほほ~~」
卑弥呼は楽しそうに笑った・・・
卑弥呼には、だれが、この謎を解くか・・既に知っていた
卑弥呼「実を申せば・・・これは、道しるべなのだよ」
難斗米「道しるべ?どこを示すの?」
卑弥呼「魏の都は、洛陽・・そして、邪馬台国を結ぶ直線
なのだ」
難斗米「邪馬台国・・なるほど」
卑弥呼「具体的に申せば・・洛陽と私の墓だよ
洛陽から金印を結び、さらに、直線を延ばすと
私の墓だ」
難斗米「墓だって、まだ、墓なんぞ無いではないか」
卑弥呼「墓は無くとも、場所は決まっている。
夫と娘が眠る傍らに決まってるでしょう」
難斗米「そうか!そうだよね~、だけど、姉さん、
その、洛陽が見えるの?」
卑弥呼「ああ~”良く見えるよ”お前にはわからんだろうが、
空から、丸い大地が見えるのじゃよ”」
難斗米「丸い大地?また解らん”」
卑弥呼「よいよい”解らん”それで良いのじゃよ」
「とにかく、山の裾野に深く、浅く埋めるのじゃよ
千年先に発見される場所にだ”」
難斗米「千里眼とアマテラス眼”不思議な能力だ、神がかりだ」
改めて、姉の持つ、能力に慄いた・・