魏の使者は旅立った”一路故郷へ”足は快調だった。
実は、昨夜、卑弥呼にヒーリングを受けた。
重かった体が、爽快になっていた
「信じられない”手で撫でられただけで、
あれほど、苦しんでいた
持病が、一夜にして、快方してるではないか”
やはり只者ではない”
しかい、だからといって、とても、
王に告げられるものではない。信じたら信じたで、
その者をつれて来いと言うに違いない。
信じなけば、信じないで、私が疑われる・・・・困った」
魏は使者は考え込んだ・・どうしたものか?・・・
そっとしとこう” 「触らぬ神にたたりなしだ」
邪馬台国は卑弥呼だけの国だ”組織は出来上がってない
彼女の死で、あの国は消えるだろう”
戦いもない平和の国・・・倭の国か・・なるほど・・・
魏の国に続いている空を眺めてため息をついた・・・
「真実を語れぬとは・・・・・歴史とはこんなものか”」
魏の一行はたちまち志賀島に着いた・・・
「なんと”ここから、行きは、邪馬台国まで1ヶ月は掛かった
が、帰りはたった5日だ・・・
老婆にはかられた・・・・わっはっはは~~~~
回り道をさせられ、酒と女と温泉とで失った時間は
取り戻せぬ”しかも儀王に正直には報告できぬわ・・・
仕方がない、距離を伸ばして時間のつじつまを会わせよう”
それにしても、やはり、すごい老婆だ。彼女が魏王ならば
とっくに統一してたであろう”
優しい老婆の顔を、思い浮かべて・・母を思った」