発見が常識を覆す、覆った常識が時代を変える、変わった時代が人間と政治を変える

政治は知恵を出せ
政治家よ常識を変える発見をしろ
政治家よ時代と人間を変えろ
政治は誰にでも出来る物ではない

第54話 滅びの笛 第3期 世界災害

2007年11月06日 | Weblog
写真はトルコ地震 
瓦礫になったビル


戦争はもう出来ない。平和の間に人口の増加が始まった。
人口の間引きは、貧しい国に著しい。
昨日まで仲良く暮らしていた、隣人が悪魔に変わる。
「人種が違う」というだけで・・・・
また、少数民族が突然多数民族に牙をむく。人口の爆発が
限界を通り過ぎた結果だ。
人類の間引きは隣人が対象になっていった。
テロ、内戦の騒動に気を取られている間に危機が忍び寄る。
神の子が三たび現れた。
エルニーニョの激しさが一段と激しさを増してきた。
世界の天変地異に人類はやっと気が付き始めた。
たび重なる地震は強さを増して、間隔を短くする。
台風は中心気圧が大きくなり、風と雨が強く多くなっていく。
竜巻はやがて都市を襲い始めた。
地震と地震の間に火山の噴火が突然起こり、
火山灰は村を町を埋め尽くした。
津波は海岸を襲い、数十万人の人命を飲み込んだ。
そして、地球の温暖化にやっと気が付いた。
炭酸ガスが温暖化の原因だと発表した。
温暖化を止める方法が検討された。
各国は炭酸ガスを規制しようと努力をした。
しかし、炭酸ガスは一向に減少しない。
世界会議が倭国で開らかれた。
会議は紛糾し結論がです、世界に名案を求めた。
やがて、無名の倭国出身科学者が登場した


第53話 滅びの笛 原子の火

2007年11月06日 | Weblog
原子力空母  ニミッツ


戦争は科学の進歩を促進した。
飛行機は速度を増し、大きくなり、
エンジンはさらに改良し、ジェット機になり、
爆弾は凄みをまし、やがて、原子に火をつけた。
この爆弾は倭国の頭上に破裂した。
被害は、創造を絶した。
数十万の人命が一瞬に消滅した。
原子の怖さを知った、世界は一斉に開発の走った。
持つ国と持たざる国の違いの格差に恐れた。
新たな軍拡競争は核兵器になった。
研究に継ぐ研究は世界の人口を1万回殺すほどの
核兵器を生産した。
核兵器は世界大戦を止めた。
世界大戦は人類の死を意味したからだ。
もう民族移動も世界大戦も不可能になった。
戦争が終わり再び人口が増えてきた。
人類の間引きは、テロ・内戦という形で起き始めた。
核兵器は平和の名を借りて、平和利用に形を変えた
しかし、核の後遺症は放射能だ。
煮ても焼いても絶対に消えぬ放射能は、空気に乗り
世界を覆う恐れがあり、厳重に管理された。
この原子の火は各段に大きくなった。
人類は核兵器で滅ぶのではないかと世界は怖れた。

第52話 滅びの笛 第二次世界大戦

2007年11月06日 | Weblog
戦艦大和の勇姿


第一回の戦いは、決着がつかず痛みわけ!
妻や恋人を残し、戦場へ駆り出された若者は、
身も心も傷つきボロボロになって、帰ってくる。
傷を癒してくれる者は、愛する妻と子供の笑顔”
その証拠が団塊の世代”
人間の人口が戦争で消えた命を、
たちまち上回る。
人間が生き残る「智恵」はまだ発見されていない。
つかの間の平和の間にも、兵器の研究は進んだ。
より多くの人間を殺せる武器の開発が行われた。
空を飛ぶ武器、海に潜る兵器、鋼鉄の船。
より遠くへ届く砲弾
破壊力の大きな砲弾
味方にある物は敵も持っている。
計画と作戦は練られた。
兵は訓練された。
そして・・・・・・”時は今だ”
一方の怒涛の進撃が始まった。
「来たか”やはり!」待っていた敵
国民の歓喜の声で送られた兵は勇敢だった
これは「正義の戦いだ」と教えられた兵は強かった
勇敢な兵と強い兵の戦いは、犠牲がうなぎのぼりに増加した。
勝利の明暗を分けたのは、兵器の質と武器の量
一億の人命が犠牲となって消えた。
目的は達成で出来た。
人間の間引きが終わった。
”生き残った者に幸いあれ”


第51話 滅びの笛 第一次世界大戦

2007年11月06日 | Weblog

第一期の世界災害は、人類は民族の移動で乗り切った。
しかも、新大陸の発見が人類に奇跡をもたらした。
しかし、第二期はこの手を使えない”
民族の団結と国境が縄張りとなり、移動が出来ない。
たとえ、不毛な土地でもしがみ付かねばならぬ、
座して死を待つか
死に追いつかれるまで、逃げ回るか、
戦って死ぬか!
三者択一である。
人間は戦って死ぬを選んだ。
死中に活を求めて!戦った。
誰と?
人間同士で、肌の色の違いが戦いの根本、
きっかけは石油の争奪戦。
場所は、アジアとヨーロッパの境界、
アジア同盟に対するヨーロッパ連合
倭の国はアジア、
各国が現在の北朝鮮みたいに自国の国民を「間引き」
出来れば隣国との戦いにはならないが、こんな残酷なことは無い
自分で自分は殺せない。だから人を殺す。
犯罪者の心理です。
死にたいのに死ねない。殺して欲しいから殺す!
戦争も同じだ。
兵隊は死ぬ為の出陣、出兵だ。
一次の戦いは、黒海をはさんでにらみ合った。
戦いの火蓋は切って落ちた。
兵力に勝る、アジアが一気に攻め込んだ。
火力に勝る、ヨーロッパが押し返した。
被害はうなぎのぼりに死者が増える。
やがて、戦線は膠着した。
バルト海から黒海までの塹壕が戦線を物語る。
そして、殺し合いから、死者の数が増えた。
弔いの無い死体が、伝染病を発生させ、
戦いで死んだ人間の数を上回った。
戦争の、戦う理由が消えた。
第一次の世界大戦は終わった。
そして、再び第二次の戦いが幕を開けた。



第50話 滅びの笛 第二期 世界災害

2007年11月06日 | Weblog

 

再び、神の子が帰ってきた。 
神の子とはエルニーニョの事だ。
南米のペルー沖の海に異変が起き始めた。
エルニーニョ現象だ。
エルニーニョ現象というのは
ペルー沖の6千メートルの海底に
ズラーと並んだ海底火山が一斉に噴火を始めた。
つまり、風呂沸かし現象が起こる。
(エルニーニョ現象は現在では確認されていない。私の新仮説)
海底で、生じるマグマが冷たい海水と熱交換を始め、
温まった海水が上昇し、また、
冷たい海水が噴火口めがけて押し寄せる。
海底の海流が、逆流を始める。
海底の水流の変化が、気象の異変に結びつく、
上空の気流が蛇行を始め、乾季な場所はますます乾き、
世界の穀倉地帯に被害が大きくなった。
雨期の場所には、いやになるほど降り続く、作物が流された。
日照りと、洪水が人類の暗雲として降りかかる。
さらに、別な場所では、直接マグマが噴出し、火山の災害をなし、
海岸では津波が押し寄せ、人命が失われた。
生き残った者は幸いかな!


第49話 滅びの笛 第二次エネルギー革命

2007年11月06日 | Weblog
油田の火災



石炭が発見され、
蒸気機関が発明され、
産業革命が興った。
そして、10数年後燃える水が発見された。
石油は、石炭よりも火力が強く、
蒸気機関を加工しやすかった。
さらに、機械の発展が進んだ。
蒸気機関から内燃機関が発明された。
そして、エンジンの更なる改良が進んだ。
高出力、高馬力は鉄の船と、
飛行機までが出来上がった。
一方で、石油の研究が世界の競争になった。
成分の分析で、いろいろの原子と分子の発見に進んだ。
産業が製鉄がどこの国でも国家事業と成り、競争を生んだ。
農業から工業へ倭の国も・・・・
火薬も石油の中から発見された、
強力な爆発力が、鉄砲の威力をさらに増幅した。
簡単に動物と人間を殺せる道具が大量生産される様に成った。
負の遺産だった。 産業の急激な発展は過剰生産を引き起こし
売りさばくために、工業の遅れた国が標的になった。
貿易の取引が金から紙幣に変わり、貧富の差を生み、さらに拡大された。
「みんな同じだった、貧しかったけれど平等だった縄文の時代が懐かしい」 
ポツリと卑弥呼がつぶやいた。