気を引き締めて

東京では、イヌが入れない公園が結構あると聞いたことがあります。



札幌では、まだそれほど多くはありませんが、

最近、コンベンションセンター横の広場に設置された看板。



放し飼いや糞の不始末によるトラブルが原因とのこと。

不特定多数の方が集まる場所でのノーリードもそうですが、

やはり排泄の問題は大きいようです。



これはウンチだけでなく、オシッコの問題もあると思います。

僕も以前、芝生でヒザをついたときに服が汚れたことがありますが、

イヌが好きではない方が同じような経験をされたら、

やはりトラブルになるでしょう。


（散歩途中に見かけた看板）

室内、もしくは自宅敷地内で済ませるのが、

トラブルを避けるためにはいいとは思いますが、

外でさせるにしても、時と場所をよく考える必要がありそうです。



ちょっと話は逸れますが、

盲導犬がいつでもお利口にしているのは、

訓練されているから、

ではなく、

視覚障害者である、ユーザーさんが勝手な行動を許さないからなんだそうです。



それは、自分たちの行動の一つ一つが、

他の全ての盲導犬とそのユーザーの行動にも、

影響を及ぼす可能性があることを理解しているからだといいます。



もしマナーに反することをしてしまうと、

自分たちの行動が制限されてしまうばかりか、

他のユーザーさんたちの行動も制限されてしまうかもしれない、

と考えているそうです。



自分が楽しいから、イヌが楽しそうだから、

ということだけではいけないんですよね。

改めて自分の行動の一つ一つも見直していこうと思いました。



いつか、「ドッグラン」や「ドッグカフェ」ではなく、

イヌが入れないところだけ「イヌお断り」という表示がされるほど、

どこでも自然にイヌと一緒に歩ける日が来るといいなぁと、

本気で願ったりしています。

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