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Esprit de TSUKUBA

つくばエクスプレスが開通して沿線はバブル期のような開発ラッシュ。首都圏入りしたつくばのすてきなつくばスタイルの紹介です。

からくり伊賀七

2007年10月24日 | つくばはイベントが一杯
ロボットの街を売り出し中のつくばとして、その原点をたどれば、江戸時代までさかのぼる。
旧谷田部村の名主、飯塚伊賀七は江戸後期の科学者であり発明家である。
巨大な和時計(写真)や、現代のロボットともいえる「からくり人形」で有名であり、「からくり伊賀七」と呼ばれた。
また、和時計を設置するために「五角堂」と呼ばれる五角形の珍しい建物もつくった。
そんな伊賀七やつくばのロボットに会える「つくば産業フェア」が10月27・28日、つくばカピオで開かれる。ぜひご覧あれ。

つくば産業フェアガイド

消えゆくドライブインシアター

2007年10月24日 | 思い出のつくば
マイカーに座ったまま、巨大スクリーンを見ながら気軽に映画を楽しめる「ドライブインシアター」が、姿を消しつつあるという記事を読んだ。
クルマの間を縫って、ローラースケート嬢がバーガーを運ぶ姿は、まさにアメリカン・グラフィティの世界だ。実際には体験したことがないけれど…。
全盛期の90年代初頭には全国で20カ所以上あったそうだが、1981年に全国で初めて設置された船橋のららぽーとのシアターも10月31日で閉館だそうだ。
残るのはドライブインシアター大磯の1カ所だけとは。
映画衰退の時期にあって、起死回生の策の一つとして生まれたものであるが、シネプレの発達とともに、短い役割は終えたということか。
思い起こせば、つくばにも今はなきダイエーの屋上にドライブインシアターがあったのだ。ダイエー筑波学園店は、1985年のつくば万博の年にオープンし、TXの開通を待たずに、2002年、17年間の歴史に幕を閉じた。今はデイズタウンという複合ショッピングセンターになっている。
そのダイエーの屋上にドライブインシアターがあった。実際に上映されていた期間は、数年と短かった気がする。久しぶりに屋上に行ってみたが、その痕跡は残ってていなかった。
ワイルドブルー横浜、ザウスなどなどバブル期の良き日本を象徴する施設が次々と閉鎖となり、夢のない閉鎖的な日本になりつつある。夕暮れに、残存するスクリーンのシルエットを見ながら、沈みゆく日本の姿を重ね合わせた。