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Esprit de TSUKUBA

つくばエクスプレスが開通して沿線はバブル期のような開発ラッシュ。首都圏入りしたつくばのすてきなつくばスタイルの紹介です。

つくばの思ひ出2 A memory of TsukubaⅡ~JOY PACK

2005年02月19日 | 思い出のつくば
今取り壊されようしているエクセルビルの隣にJOY PACKがあった。

1980年代を代表するTSUKUBAのぶんかの発信基地として、
華やかさを誇っていたものである。

JOY PACKは、昔の姿をそのままに、
今静かに新しいつくばの発展を見つめているようだ。

JOY PACKは、初めは映画の見られるレストランとしてスタートした。
スクリーンに映し出される名画を見ながらの食事は、
それはそれで初めての新鮮な経験ではあったが・・・

やはり、食事をとるのでやけに明るかったことと、
邦画は皆がしゃべりながら食事をするので、
せりふが聞こえなくて参ったことを思い出す。

メニューはアメリカンカジュアルって感じかな。
若者対象だからそれほど高級ではなかった。

映画は5日間ぐらい連続で上映する仕組みで、
もちろん最新の作品ではなく、
残念ながら、どんな映画を見たか全く思い出せない。

そうこうしているうちに、世のディスコブームとともに
JOY PACKもディスコに代わっていった。

夜な夜な時間ともなると着飾った若者が待ち合わせか集まり初め、
真っ暗なつくばの風景の中で、
ここだけスポットライトが当たっているようだった。

隣のエクセルがカジュアルな服装でも大丈夫だったが、
JOY PACKは、一応年齢制限と服装チェックがあった。
でも、アメリカ人の高校生を連れていったときは、
そのままオッケイだったが・・・

入口を入ると受付とクローク、
中に入ると真ん中が、テーブルやいす。
奥が一段下がってダンススペース、そして、一番奥のガラスの中にDJかな!
お立ち台は左右に2基。これは後から追加されたものだ!

また、左側に料理やドリンクのカウンター、
右側奥にVIPルームがあり、ガラス越しにフロアが覗けてものだ。

世はまさに、バブル時代、ジュリアナに代表される大ディスコブーム!
センスの師匠まで来店し、トゥナイトの放送では、
筑波大学の小田先生まで登場し、
ブームの心理学的解説をするに至っては、なんとも異常であり、
楽しい時代でもあったのだ。

しかし、バブルの崩壊とともに、踊りもパラパラが主流になるや、
僕たちの足も遠のいていった次第である。

今、JOY PACKの入口には、
料金表がそのままの状態で掲示してあり、往時を忍ばせる。

料金表

夜などふと足を止めるとタイムスリップしたような不思議な感覚にとらわれる・・・


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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
ここの元DJです。 (DJ.AXL)
2005-03-08 11:36:17
ふらふらと彷徨っていたところ、ふと発見したので、書き込んでみました。僕は‘92~‘99までJOYPACKでPLAYしていました。ここの部分で少しだけ訂正があるのですが、97年ぐらいからは大人の客が多かったんですよ、結構入ってましたし・・・ただ会社側で、CI(コマーシャル・イメージ)の役目は終わった・・・って事で閉店になりました。ちなみに、今はEXELEの場所もJOYPACKの物です。
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