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神奈川県座間市・快眠具まるとみ☆店長のブログ

羊毛ふとんの臭い 口紅と羊の関係

2017-10-01 16:50:52 | 敷きふとん
 

こんにちは 座間市さがみ野駅北口 快眠具まるとみです。
ビラベックの羊毛ふとんには、独特の動物臭があり、敏感な方ですと部屋にこもった臭いが気になる方もいます。
日に干して1週間もすると、ほぼ臭いは消えるのですが、湿気の多い季節になると少し臭う時もあるようです。
この臭いの原因は『ラノリン』と呼ばれる脂で、この脂の独特の臭いが羊毛の臭いの元です。
ラノリンは口紅の基材やハンドクリームに使われる高級な素材といわれていますが、有名なアランセーターも同じラノリンの臭いがするそうです。
ヨーロッパの獣毛製品や羽毛製品には、臭いの強いものが多くありますが、これは日本人の体質や環境だから敏感に感じるのかもしれません。
羽毛の輸入製品でも、臭いのする商品は日本では不良品ですが、海外では問題にならない…ということが多いようです。
また、アランセーターのように、適度な脂分が残ることで機能を発揮する商品もあり、臭いがないのが良い商品…とはいえないようです。
ビラベックの羊毛わたの原毛は、石鹸と水だけで時間をかけて洗います。
昔ながらの作業で、原毛を傷めず羊毛の良さを残すということに重きがおかれ、日本人の清潔・無臭志向とは違う考え方なのだと思います。
独特の臭いがあるラノリンですが、口紅やハンドクリームに使われている、肌には優しい脂なので、多少に臭いは許してあげてください。

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