寝るのが趣味☆気持ちよく眠るための快眠ブログ

 
 
神奈川県座間市・快眠具まるとみ☆店長のブログ

冷え性でも暖かい、ウールの湿潤熱

2018-12-23 15:51:13 | 敷きふとん


 湿潤熱による羊毛の発熱量

 ドイツ製ビラベック羊毛敷きふとん ¥56,160

通気性に優れたトリコット生地

こんにちは 座間市さがみ野駅北口 快眠具まるとみです。

冷え性でも暖まる敷きふとんとして、ドイツ製ビラベック羊毛敷きふとんをお薦めしています。
ビラベックの中わたは羊毛(ウール)100%ですが、羊のメインボディという部分から刈り取った、上質な羊毛だけを使用しています。
湿潤熱とは人体から放出された水分を吸収する際に放出する熱ですが、羊毛は発生熱量が他の素材より高いことが特徴です。
でも、この羊毛の湿潤熱の機能は、通気性のよい生地でないと発揮できません。
ビラベックに使用している生地はトリコットと呼ばれるニット生地で、国産羊毛ふとんに使われている綿サテン生地に比較すると116倍の通気性があります。
通気性の高い生地で羊毛を包み込んだビラベックの羊毛ふとんは、湿潤熱の機能を100%発揮することができるので、冷え性で低体温の方でも暖めることができるのです。
電気毛布や電気あんかなどの熱とは違う、やわらかい自然な暖かさで、もっと気持ちよく眠りませんか?
ビラベック敷きふとんは、ショールームで試し寝できます。

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硬いと感じるベッドやマットレスに…ドクターパッド

2018-12-20 16:06:26 | マットレス
 ドクターパッド シングル¥30,024

こんにちは 座間市さがみ野駅北口 快眠具まるとみです。

ベッドやマットレスが硬いと感じる時は、柔らかい敷きふとんや厚手のパッドを重ねることで寝心地が改善しますが、
厚みが25mmと薄いドクターパッドも硬い寝心地改善に効果があります。
薄くても体圧分散に優れているので底付感もなく、厚手の敷きを重ねるよりも嵩張らずに寝心地が改善できます。
硬過ぎるスプリングマットレスや介護用ベッドに重ねて使われることが多いようですが、くるくると丸めて携帯できるので旅行や外泊時に所持することもあるようです。
ボディドクターの中素材に使われているラテックスフォームは、柔らかいけど沈み過ぎない、ソフトだけどしっかり支えてくれる…不思議な寝心地です。
低反発でもない高反発でもない『正反発』の寝心地は、ショールームでお試しください。

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ふとん屋の『綿の打ち直し』という業務

2018-12-14 17:36:42 | お手入れ






こんにちは 座間市さがみ野駅北口 快眠具まるとみです。
先日、綿の打ち直しを受けたお客様宅に古いふとんを受け取りに伺いました。
帰り際に小さな袋に入ったものを渡されたので、何かな?と思ったのですが、静岡産の新茶の茶葉でした。
お客様宅でペットボトルや缶の飲み物を頂くことは、たまにありますが、茶葉を頂いたのは初めてなので恐縮してしまいました。
先週お届けしたお客様は「私の趣味で手作りです」と言って、着物の生地で作った巾着ポーチを頂きました。
お客様に気遣いしなければいけないのに、逆にお客様から気遣いされるようなことがたまにあるのが『打ち直し』です。
『打ち直し』という業務は、古綿を受け取りに行って、その後に出来上がったふとんを届けるという、お客様宅に二回伺うことになります。
お客様の在宅や希望時間に合わせることや、マンションの高層階であったり、市外の遠方であったりと…色々と気を遣うことの多い業務でもあります。
ふとん屋という業種も激減しているので、古いふとんを打ち直ししたいけど近所になくて困る…というお話もよく聞きますが、
寝具業界から見ても、職人や工場の激減で、『打ち直し』という業務を継続することにも不安や問題がある現状です。
『打ち直し』という昔からある、ふとん屋にとって当たり前の仕事ですが、お客様にとっては『打ち直し』ができる店が貴重なのかもしれません。
『打ち直し』は地味な仕事ですが、お客様の希望を聞きながら、今後も地道に続けていきたいと思っています。

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12/11(火)放送NHKあさイチ【クリーニング代が高い!「羽毛布団」・・・家庭で洗える復活術!】の問題点

2018-12-12 18:26:45 | お手入れ


こんにちは 座間市さがみ野駅北口 快眠具まるとみです。
NHKあさイチ12/11(火)の番組内で【クリーニング代が高い!「羽毛布団」・・・家庭で洗える復活術!】というタイトルで
羽毛ふとんの家庭での洗い方が紹介されていました。
番組内では家庭で簡単に洗えるような内容でしたが、実際に洗うとなると問題点が多いので指摘させていただきます。

1.水が浸透しにくい
羽毛ふとんの側生地はダウンプルーフ加工という加工が施されているため、通気性の悪い生地です。
そのため簡単に水が通らないので、水と洗剤を中身まで浸透させることは大変な手間です。
水が浸透しにくいので洗濯槽の中に入れても沈みませんし、畳んだふとんの中心部まで浸透させることは、とても難しい作業です。
羽毛工場の担当者に聞くと、ダウンケットなどの薄手の羽毛ふとんなら、水を吸いやすいタオルケットなどを芯に入れてロール状にふとんを畳めば水が浸透しやすい…という話でした。
いずれにせよ、洗濯槽での押し洗いとすすぎは、簡単な作業ではありません。
最近多い、ポリエステル素材の側生地ですと、綿素材よりも更に浸透しないので注意が必要です。

2.乾燥に時間がかかる
中の羽毛まで浸透した羽毛は簡単には乾きません。
番組内では部屋干しか陰干しとの説明ですが、これでは完全に乾燥するのに何日かかるかわかりません。
薄いダウンケットでも天日干しで二日間かかるので、厚手の掛けですと三日以上かかるかもしれません。
脱水のあとに、コインランドリーにある大型乾燥機を使えば早く乾きそうですが、側生地や中羽毛が傷んでしまう可能性があります。

3.羽毛をほぐすのは手作業では難しい
薄手のダウンケットを家で洗ったことのある羽毛工場の担当者の話では、乾燥後に固まって玉状になった羽毛をほぐす作業が一番苦労したそうです。
洗い後の水分を含んだ羽毛は、玉状や板状に固まった状態で、乾燥後は少しほぐれますが、元のふっくらした状態に戻すには、ていねいに時間をかけてほぐす作業が必要です。
羽毛はデリケートな素材なので、強く叩いたり引っ張ったりするとダウンボールが破損してしまいます。
また、完全に乾燥した状態でほぐすことも大切で、水気が残った状態でのほぐし作業は、やはりダウンを傷めることになります。

4.洗いだけで羽毛のふっくら感(かさ高)は戻らない
日干しや陰干し、または乾燥機で羽毛ふとんを乾燥してもかさ高がもどらない…ふっくらしない…その原因は中羽毛(ダウンボール)が傷んでいるのが原因です。
傷みの最大の要因は汗です。
汗をふくんで湿った状態で使い続けることで、体肢や湿気を含んだダウンボールが損傷して小さくなったり、固まったり、ということが原因です。
寝返りや上げ下ろしなどで、中の羽毛も動くので、長年の使用で傷んでしまうのは仕方ありませんが、湿気が多いことが傷みを速めてしまいます。
膨らみを復活させるには、リフォームが必要で、洗いでは膨らみを復活させることはできません。

当店の羽毛ふとんを水洗い(アクアジェットクリーニング)は¥5,940です。
料金は高いですが、中羽毛もきれいになり側生地の傷みに注意しながら丁寧に洗っています。
ダウンジャケットなどの羽毛の薄い衣料品は家庭で洗えると思いますが、羽毛ふとんの洗濯はお薦めできません。
長く使うためのお手入れは、寝具専門店にご相談ください。

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高反発だけどウレタンじゃない…10層敷きふとん

2018-12-10 17:14:23 | 敷きふとん
高反発10層敷きふとん

 中わたは10層構造

 YQ断面中空繊維

 どこでも曲がる扱いやすさ

 羊毛敷きとの組み合わせ

 木綿わた敷きとの組み合わせ

こんにちは 座間市さがみ野駅北口 快眠具まるとみです。
高反発の敷きふとんというと、ウレタンフォームが一般的で、Airやマニフレックスもウレタン素材です。
ウレタン素材ですと、硬くて三つ折れか丸めるかの畳み方しかできないので、上げ下ろしや収納には不便ですが、
10層敷きふとんは薄手で柔らかいので、どこでも曲がることと軽いため、上げ下ろしや収納が楽で扱いやすい敷きふとんです。
YQ断面中空繊維という特殊な繊維が中綿に使用されているため、柔らかいけどヘタリにくい独特の寝心地で、
体圧分散にも優れ(底付き感なし)寝返りしやすく、ウレタンよりも耐久性のある敷きふとんです。
中わた素材はポリエステル100%のため、これ1枚では保温や吸湿が弱いと思いますが、薄手の羊毛敷きや木綿わた敷きとの組みあわせで理想的な寝心地になります。
気温の高い季節なら、パシーマサラフとの組み合わせでも快適です。
高反発敷き=高反発ウレタンでしたが、同じ高反発でも取り扱いや寝心地が改善された新製品です。
ショールームで寝心地を体験してみてください。

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