0歳から3・4歳ぐらいの子どもたちを見ていると、ものをもてあそぶ遊びが多いことに気づきます。持ったり、叩いたり、振り回したり。このような遊びは感覚運動遊びと呼ばれ、ものを動かすことで、動かす時の感覚や、ものに触れた感触、ものの見た目の変化などを楽しんでいます。自分の運動が自分の感覚に返って来るというサイクルができるので、感覚が未発達な子どもたちにとっては、新しい感覚を味わう楽しいあそびです。
このようなサイクルの中に自分の身を置くのは、大人でも不思議と楽しめるものです。陶芸の際に粘土をねっているだけで不思議とおちつく気がするのはこのいい例です。普段あまり感じることがない感覚ですので、余計に新鮮です。
このような、自分の感覚にどっぷりつかるところから作品ができてくるのですから、その作品はまさに自分の分身です。何かを表現したいという気持ちがどんどん湧き出てきます。そこに、造形・表現活動の源泉があります。
幼稚園の砂場は、子どもたちが自分の感覚にどっぷりつかり、自分の分身を次々作りだす世界です。ふたば幼稚園の砂場は、通常の砂場と違い粘土質を多く含んだ山砂を使っているので、泥んこ遊びにもってこいです。
そんな風にして作品を作り出すことの楽しさを知った子どもたちは、次には絵具やクレヨンなどの画材をもてあそぶようになります。そして、そこからも自分の作品を作り出すようになります。
そのような感覚が育っていない子どもたちに筆や鉛筆を与えても、何かを表現しようとはしません。振り回したり遊んだりといったことになりがちなのはそのためです。
造形・表現活動が、その子にとって自分を表現することになっていれば、そこに、その子の気持ちのこもった作品が生み出されるとともに、内面的にも充実感が生れていきます。そして、自分を表現することが生活の中に組み込まれ、人格形成に大きく影響していくことになります。
そのサイクルを作り出すことこそ、造形・表現教育のねらいです。
幼稚園は、その最初のところを経験するところです。子どもたちの中からどんな作品が生み出されるのか、じっくりと見つめてみませんか?
このようなサイクルの中に自分の身を置くのは、大人でも不思議と楽しめるものです。陶芸の際に粘土をねっているだけで不思議とおちつく気がするのはこのいい例です。普段あまり感じることがない感覚ですので、余計に新鮮です。
このような、自分の感覚にどっぷりつかるところから作品ができてくるのですから、その作品はまさに自分の分身です。何かを表現したいという気持ちがどんどん湧き出てきます。そこに、造形・表現活動の源泉があります。
幼稚園の砂場は、子どもたちが自分の感覚にどっぷりつかり、自分の分身を次々作りだす世界です。ふたば幼稚園の砂場は、通常の砂場と違い粘土質を多く含んだ山砂を使っているので、泥んこ遊びにもってこいです。
そんな風にして作品を作り出すことの楽しさを知った子どもたちは、次には絵具やクレヨンなどの画材をもてあそぶようになります。そして、そこからも自分の作品を作り出すようになります。
そのような感覚が育っていない子どもたちに筆や鉛筆を与えても、何かを表現しようとはしません。振り回したり遊んだりといったことになりがちなのはそのためです。
造形・表現活動が、その子にとって自分を表現することになっていれば、そこに、その子の気持ちのこもった作品が生み出されるとともに、内面的にも充実感が生れていきます。そして、自分を表現することが生活の中に組み込まれ、人格形成に大きく影響していくことになります。
そのサイクルを作り出すことこそ、造形・表現教育のねらいです。
幼稚園は、その最初のところを経験するところです。子どもたちの中からどんな作品が生み出されるのか、じっくりと見つめてみませんか?