ふたばようちえん日記 2 (園長の雑記帳)

このブログでは、幼稚園で子どもたちとかかわる中で、園長が日頃考えていることや大切にしていることを不定期に綴っていきます。

2021年度 江戸川双葉幼稚園 自己評価・学校関係者評価の実施について

2022-04-05 11:33:59 | Weblog
2022年3月31日
自己評価・学校関係者評価を実施いたしました。
江戸川双葉幼稚園

1 本園の教育目標
教育理念
 神さまと人々に愛される人になるように育てます。
教育方針
 子ども一人ひとりの思いを受けとめ、その子らしさが十分に発揮されるように育てます。
 愛されることで愛することを知り、信頼されることで人を信頼することのできる人に育てます。

2 本年度重点的に取り組む目標・計画
 学校評価の主旨を理解し、自己点検・自己評価を実施。教師自らが客観的な目で自園の教育・保育を振り返り、主体的に改善に取り組むために課題を明確にする。
※評価項目は『私立幼稚園の自己評価と解説』の自己評価項目の一部を参考とし、自園独自の項目も設定

3 評価項目の達成および取り組み状況
(1) 教育目標に基づき教育課程、指導計画を作成し、幼児を指導します。
評価 4.0
取組み状況
 園独自の教育目標に基づき、教育課程及び指導計画を編成しており、それらを全教員で共有し、学級担当以外の教員も幼児に適切にかかわり、チームとして保育を進めることができるように配慮している。

(2)地震・津波・火災・不審者等に対する幼児・教職員の安全確保のため防災・防犯訓練を実施します。
評価 3.4
取組み状況
 隔月で幼児が参加する防災訓練を行っている他、災害時の通報訓練、初期消火訓練、救急救命訓練、不審者対応訓練、アナフィラキシーへの対応訓練など、子どもたちの安全を守るための訓練を計画的に行っている。

(3)園内研修の実施、園外研修の参加を通じて教職員の資質向上に努めます。
評価 4.3
取組み状況
 園内研修を定期的に行い、教師の専門性を高めるとともに、日々のミーティングにおいて子どもへの対応についてケース検討を行い、学び合いを行っている。区の幼稚園団体や都私幼研修機構、キリスト教保育連盟等の外部団体の研修に積極的に参加し、研鑽を深めている。

(4)保護者・地域との連携・協力により、教育内容の充実を図ります。
評価 3.9
取組み状況
 日常の保育中の子どもの姿を保護者にクラスだよりやSNSを用いて発信するとともに、指導計画も毎月保護者に配布し、教育目標や内容を保護者に伝える取り組みを進めている。

(5)保護者の要望に沿った預り保育、地域の子育て世代を支援する地域教育事業を実施します。
評価 3.9
取組み状況
 保護者の就労状況の変化に対応し、時間の延長と長期休み中の実施などにより、預かり保育を拡充している。地域の子育て家庭に安全で充実した遊び環境を提供できるように、定期的に園庭や園舎を開放するとともに、保護者同士が交流できるように活動を進めている。

※評価(5:十分に達成、4:達成、3:おおむね達成、2:要努力、1:改善を要する)

4 総合的な評価結果
評価 3.9
評価理由
 2021年1月の理事会において幼稚園型認定こども園への移行が承認され、2021年8月より新園舎の建築工事を開始するとともに、1・2歳児を担当する教諭・保育士の採用と教育を進めてきた。建築と教職員の体制等についての検査も順調に進み、寄附行為や園則の改定、運営規程の作成等も区の指導の下で順調に進み、円滑にこども園の認定を受けることができた。こども園化に向けては、教員間で頻繁に議論し合い、具体的な準備につなげてきたが、この過程で従来の保育を見直すことにもつながり、結果的に保育を充実されるための園内研修に値する学びを得ることができた。新たな課題が多数見つかり、問題意識が醸成されたこともあり、自己評価自体は厳しいものとなったが、今後につながる学びができたものととらえている。

※評価(5:十分に達成、4:達成、3:おおむね達成、2:要努力、1:改善を要する)

5 今後取り組む課題
(1) こども園への取組み
 2号児の受け入れにより保育時間が延長し、長期休み中の保育を行うことになるが、保育内容や水準を維持し、さらに向上させていくために、保育の進め方を工夫していくことと、さらなる研修を深めていくことが必要である。また、3号児の保育が充実したものになるよう、環境の充実とスタッフ間の連携の充実を図っていく。また、1・2歳児の保育が3歳児以上の幼児教育の基礎として充実したものになるよう、教育計画の接続の在り方を研究していく。
(2)教師としての教養と専門性の充実
 こども園化に伴い、幼稚園として園児や保護者、地域社会に提供する機能が多様化し、業務の幅が広がることになるが、一つひとつの機能が充実するためには、教師一人ひとりの教養と専門性の向上が必要となる。研修の機会を充実させるとともに、教員間で相互に学び合うことができる組織作りを工夫していきたい。

6 学校関係者の評価
 特に指摘すべき事項はなく、妥当であると認められる。

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