本日も公開授業を行いました。本校の先生方が、正面玄関で順番に受付を行ってくださっています。ありがとうございます。教務係の田村先生は、毎日、その日の授業一覧を印刷して、来校者に配慮した資料を作成してくださっています。こうしたひと手間かけた仕事ぶりを、ありがたく思っています。さらに、「立看」も朝出して、夕方しまってくださっています。
本日は、7時限に数学の授業参観を行いました。9月から始めた授業参観も、今日の数学と明日の保健の参観でひとまず終了です。先生方ありがとうございました。「授業の中で、アクティブラーニングに取り組んでほしい」と何人かの先生方には申し上げましたが、それぞれが工夫してくださいました。今日の数学の担当者の竹村先生も、グループワークを考えてくれました。
さて、改めて、土曜日に行われた「清陵」の120周年記念式典についてふれようと思います。
それは、本校も再来年110周年記念式典を考えていますので、その参考にするために、記録として残しておこうと思ったからです。頂戴した記念品一式は、校長室にしっかりと保存しました。
式典パンフレット表紙
式典は13時から13時45分
大体育館で行われました。
式典会場
次第は以下のとおり。
開式の辞
実行委員長式辞
学校長式辞
県教育委員会あいさつ
来賓祝辞
来賓紹介
記念品贈呈
謝辞
祝電披露
学友会長あいさつ 生徒会長とは清陵ではいわないそうです。
校歌斉唱
閉式の辞
それぞれの式辞、祝辞は、それぞれ5分以内にきちんと終わらせていました。
みなさん、なぜだと思いますか。
実は、諏訪清陵高校の校歌は、全部歌い終わるのに15分くらいかかるのです。式典の三分の一は、この校歌斉唱の時間だったんです。
校歌斉唱になりましたら、応援団と太鼓が登場し、太鼓の音にあわせて、清陵生だけでなく、同窓生の皆さんも、体全体を使った「手拍子」をしながら、この長い歌詞を、朗々と歌っていました。旧制高校の寮歌を髣髴させる節回しと、「老いも若きも」一体となって、校歌を歌っていたこの清陵の記念式典、なんとも驚きました。
そういえば、トイレには、この校歌が至る所に貼ってありました。
「清陵生になる」ことは、「校歌をきちんと歌えること」に違いないと、私は勝手に思った次第です。上の歌詞を全部覚えることは、これは大変なことですよ。
ネットで調べましたら、清陵の校歌がありました。改めて日曜日にもう一度聞きましたよ。
ノーベル物理学賞受賞者の天野浩先生の講演は、写真撮影を禁じられていましたので、メモを取りながら、拝聴しました。
「若い人はなぜがんばるべきなのか」
「これから何をするのかを考えるヒント」
について、当日の講演の主題に掲げられて、文系の人間にも、さらには附属の中学生にもわかるような、お話でした。
講演の後、天野先生は、清陵生および附属中学生の代表とパネルディスカッションをされていました。生徒たちの質問に、まずはその質問をほめ、さらに懇切丁寧に答えられている姿が非常に印象的でした。
以下の長野日報社のウェブサイトもご覧ください。
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=35458