クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

宇部線・小野田線全駅下車の旅(その3)

2017-09-12 17:27:51 | 広島&山口地区


いよいよ出発の時間となりました。10時5分発の1838M(123系U18編成)で新山口方面へ。



10時20分に床波駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。



跨線橋を渡って駅舎の中へ。窓口のようなものがありますが、無人化されて自動券売機に置き換えられています。



それでは駅舎撮影。大正12年7月築の木造駅舎が健在です。トイレはホーム内の宇部方に。



駅舎の宇部方にはミニ庭園が。管理する人がいませんが、宇部岬駅のよりは状態が良さそう。



時刻表を。上下其々概ね1時間1~2本です。滞在時間は44分。



折角なので、周辺散策。駅前は閑静な住宅街ですが、1つ信号を越えると床波郵便局や山口銀行など。



更に数分ほど進むと船溜まりに出ました。付近には床波漁港があるようで。この旅で唯一感じた潮の香でした


駅に戻って見取り図を描いていると、門司に帰るという眼鏡女性と出会い、少し話し込みます。彼女らと共に、11時4分発の1841M(123系U15編成)に乗車して宇部新川方面へ。



11時11分に草江駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。



それでは駅舎撮影。昭和53年3月30日築の待合所です。アート化が完成したのが今日なので、これは勿論、アートが施される前の姿です。



新山口寄りにはトイレが。スーツケースをもった男性が入っていきましたが、汲み取り式です。



待合室をレポートしようにも、老夫婦が陣取っていて昼食タイムにしたのではないかしかも、ラジオを流しながら。ということで、2009年3月の旅行の時の逆をやる形で周辺散策。信号を渡って6、7分で山口宇部空港に到着。



件の老夫婦がやっと引き上げたので駅舎の中へ。ベンチが3人分あるだけで何もありません!


草江駅を訪問したのは実に8年ぶりですが、スロープなるものが出来てたのです。


つづく

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宇部線・小野田線全駅下車の旅(その2)

2017-09-10 13:26:50 | 広島&山口地区

9時8分発の1837M(105系U04編成)で宇部岬駅を出発。



9時11分に東新川駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。



跨線橋の上から。北口の前には大きなテニスコートが宇部マテ”フレッセラ”テニスコートといいます。屋外コートのみならず屋内コートも併設され、規模は新潟市庭球場以上ではないでしょうか。



さて、北口に出ました。「テニスコート口」といい、ベージュ系の壁面のブースです。平成23年9月26日に、利用者の利便性を図るために設置されました。



北口の中は自動券売機のみとなっており、待合スペースはありません。



再び跨線橋を渡って南口へ。昭和54年3月30日築の、国鉄後期型駅舎です。トイレは宇部方に。



テニスの中学生が休んでいましたが駅舎の中へ。窓口と荷物扱所のようなものがありますが、無人化されて自動券売機に置き換えられています。



待合スペースの一角には、山陽オートの出走表なるものが設置されてました



琴芝駅へと出発する前に駅前を。ロータリーこそありますが、テナントの入っていない洋風の建物があり、割と静かです。尚、標高は2.9m。



次の信号を右折するとセブンイレブンが。打ち上げ用の五橋カップなどを調達しました



何だか賑やかになってきたなと思ったら、宇部警察署を経て国道490号を横切ります。



ファミリーマートの角で右折して踏切を渡って左折すると、総合福祉会館と多世代ふれあいセンターに。琴芝駅が目と鼻の先だったりします。



東新川駅を出て18分で琴芝駅に到着。開業時からと思われる木造駅舎が健在です。トイレは宇部方にありますが、昭和30年3月築です。



では駅舎の中へ。窓口のようなものがあり、待合ブースがいくつかありますが、無人化されて自動券売機に置き換えられています。



1838Mの時間までまだ少しありますがホームへ。琴芝駅は片面ホーム1面のみの構内です。1つ新山口寄りの踏切の南側には宇部仁心会病院が。


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問

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宇部線・小野田線全駅下車の旅(その1)

2017-09-08 18:48:59 | 広島&山口地区

 長野DCが終わり切っていない今月、「幕末維新やまぐちディスティネーションキャンペーン」が始まりました。SLやまぐち号は新型客車35系に切り替わり、11月下旬頃にはD51 200の営業運転が始まります。草江駅では現在、地元中学生によりアートが施されており、今月12日に完成して23日にセレモニーが催される予定です。
 さて、これからお伝えするのは、2017年7月21日~23日の「宇部線・小野田線全駅下車の旅」です。JL2250便で伊丹空港に出て夜行バスで小倉に行った後、宇部線、小野田線の駅を巡ってきたものです。ただ、「全駅下車」とはいえ、宇部新川駅は登場しません。日程の都合で巡れなかったのです。2002年冬に降り立ったことがあるので、よしとしましょう。
 前置きはこれくらいにして、そろそろ出発しましょう。




2017年7月21日(金)。自転車で新津駅に行き、16時52分発の信越本線2553D(キハ47 520+キハ47 1513+キハ47 521+キハ47 1518)で新津駅を出発。



新潟空港の食堂で夕食にした後、19時5分発のJL2250(JA245J)で伊丹空港へ。久しぶりにクラスJに座ってみると、相当ゆったりしたように感じました



20時6分に伊丹空港20番スポットに到着。20時43分発の大阪モノレール(1100系1105F)で蛍池駅に行き、20時53分発の阪急宝塚線(6000系6002F)に乗り継ぎます。21時10分に中津駅に到着しましたが、最後尾から降り立ったので出口まで遠く、しかもホームが最狭クラスなので通過列車に肝を冷やしながら。



梅田スカイビルでしばし待ち、22時40分発のウィーラートラベルJ1522便で一路九州へ。私が乗車したのは、左のリラックスNEW(京都200か29-30)。三木SAと壇ノ浦PAで外に出た他は殆ど寝てました。



6時43分に小倉駅北口に到着。持参のパンで朝食をとり、7時21分発の山陽本線5128Mで関門トンネルをくぐります。大分の415系では珍しいクロスシート車のFo117編成でした。




2分遅れの7時37分に下関駅に到着。速攻で42分発の3402M(右の115系N04編成)に乗り継いで宇部駅へ。



8時25分に宇部駅に到着。速攻で宇部線1426M(105系K07+K08編成)に乗り継ぎました。


宇部岬駅に着くまでの間、宇部線の概要を紹介します。宇部線は、新山口と宇部を結ぶ、駅数16、営業キロ33.2kmの「幹線」です。1914年1月9日に宇部~宇部新川(現駅名)間が宇部軽便鉄道の手により開通し、1925年3月26日に宇部鉄道の手により新山口まで全通しました。1943年に国有化され、宇部線となっています。開業当初、岩鼻~宇部新川間は藤曲経由でしたが、1952年4月20日に電化された際に居能経由に切り替わっています。また、重安から宇部港駅まで石灰石貨物列車が走っていましたが、2009年10月18日に廃止されて今日の姿になっています。尚、車両については、105系が中心で123系がサポートする形態となっています。



宇部新川駅にて1836M(123系U15編成)に乗り継ぎ、8時49分に宇部岬駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。



跨線橋を渡って駅舎の中へ。窓口のようなものがありますが、無人化されて自動券売機に置き換えられています。



それでは駅舎撮影。大正12年1月開業時の木造駅舎が健在です



新山口方には昭和60年6月29日築のトイレが。外からは利用できません。



で、宇部方にはミニ庭園が。既述の通り無人化されており、干上がっています。



そして、駅舎の前にはロータリーが。ソテツが南国情緒を醸し出しています



時刻表を。空白の時間帯こそありますが、上下其々概ね1時間に1~2本ずつです。当駅始発は下りが2本(いずれも休日運休)です。



滞在時間が19分しかないので駅前だけ。目の前にこそ居酒屋がありますが、光電業㈱や宇部シティーホールなどが至近です。私と一緒に下車した眼鏡女性もそこに吸い込まれていきました。



出発前に掲示を。この日は宇部市花火大会の日だった夕方は混みそうだな、こりゃ。


つづく

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四季島捕獲作戦 in 会津若松

2017-09-06 12:31:34 | 南東北地区

 2017年5月1日。JR東日本は豪華列車をデビューさせました。それは「TRAIN SUITE四季島」。KEN OKUYAMA DESIGNのプロデュースであり、シャンパンゴールドをベースにした「四季島ゴールド」といわれる特徴的な車体となっています。
 「四季島」の乗車券はみどりの窓口で購入出来るかというとそうではありません。あからじめツアーに申し込んで当選する必要があり、乗車当日に上野駅の専用の待合室で気分を高め、専用ホームから専用のアテンダントにエスコートされて乗れるものです。3泊4日コースでは日光を観光した後に登別温泉まで北上し、青森や新潟を観光した後、上野に戻るものです。1泊2日コースでは山梨県、長野県と周遊した後、会津若松を観光して上野に戻るものです。
 「四季島」の凄いところは、乗車料金の高さや抽選倍率の高さだけではありません。日本初のEDC方式を採用しており、E001系の形式名が付与されています。区間では架線から電気を集めて走りますが、非電化区間では1、10号車にある大出力のエンジン発電機を稼働されて発電機からの自給電力によって走るものです。
 前置きが長くなりましたが、2017年9月3日の「四季島」の様子を見てみましょう。



磐越西線224Dで会津若松入りすると、「四季島」は整備を受けていました。



「四季島」は10両編成なので、1号車は跨線橋からかろうじて見えるだけ。



食料調達がてら、富士の湯の脇の空き地で「お座トロ展望列車 会津浪漫花号」を撮影。



その直後にVVVF音がしたので行ってみると、あのKEN OKUYAMA DESIGNの特徴的な車両が



踏切まで行くと「四季島」が。格好いいです。



よく見ると、ブラックフェイスです。



10号車の床下を。燃料タンクに空調室外機、空気バネ排気コック??



保安装置。JR東日本などのあらゆるATC、ATSに対応できます。



「四季島」はDT83台車を履いています。



「四季島」のロゴマーク。



会津若松駅に戻ると、当の「四季島」が2番線に入線10時22分のことです。



7号車を。和室になっています。



6号車を。猫の耳のような特徴的な窓です。窓が大きくなっている所ではグランドピアノが置かれています。



1番線は10両分ないので、2号車以降ははみ出てしまいます。



ならばと2番線に廻っても、1号車がはみ出てしまいます。



10時56分に1227Mが到着し、E721系P11編成と並びました



「四季島」の発車は11時22分。ランチタイムの後、フェアウェルイベントを経て上野に帰るそうです。


   「四季島捕獲作戦 in 会津若松」は以上です。3泊4日コースでは日中帯に新津駅に立ち寄りますが、何せ真日なので大きなネックとなっています。1泊2日コースでは日曜に会津若松に立ち寄るので、週末パスでのしなの鉄道の駅巡りの翌日の有効分を利用して実行に至りました。「四季島」に乗るには総額で70ー80万円かかると言われており、この機会にじっくり見れて大満足です。
   話が変わりますが、JR西日本は昨日、大阪環状線の103系が来る10月3日に営業運転を終えることを明らかにしました。当日の充当スジについては、混乱防止のため非公表ということで。大阪環状線大改造プロジェクトの一環とはいえ、これも時代の流れでしょうか。

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リゾートしらかみ20周年キネン乗り継ぎ(その6)

2017-09-04 21:27:23 | 北東北地区


13時45分発の326D(キハ40 521+キハ48 1522)で横磯駅を出発。



十二湖駅にてクラブツーリズムの方々が大量に乗車し、私が乗車した海側のボックスも老夫婦と相席に。



彼らは、あきた白神駅で一斉に下車していきました。この後、田沢湖の近くの宿にバスで移動したとか。



15時18分に能代駅2番線に到着。くまげら編成の「リゾートしらかみ5号」と一瞬だけ並びました



40分の滞在時間で旧料亭金勇へ。昭和12年に建てられた、国登録文化財に指定された木造建築で、平成20年8月まで料亭として使用されました。



受付を済ませると、ますは満月の間へ。天井の一枚板が見事です。



次に、田毎の間を。政治家や上客が会合や商談に利用したということですが、会食のメニューが模型で再現されています。



上げ汐、曙の間は、其々能代市の紹介ブースとなっていました。で、この多津美の間では、第71回の本因坊戦の模様が紹介されています。



2階は大広間。四畳半仕切り格子天井が見所です。



旧料亭金勇は、客間だけではなく大きな日本庭園も見物でした。



能代駅に戻ると、本当に時間ギリギリに。16時3分発の136D(キハ40 527)で東能代へ。



東能代到着後、奥羽本線1660M(701系N14編成)に乗り継いで秋田へ。



秋田到着後、札幌ラーメン三楽でタンメンを食した後、18時3分発の羽越本線552M(701系N1編成)で酒田へ。象潟を出てガラガラになると、喜久水で一杯やりました



酒田到着後、834D(キハ47 1516+キハ47 517)で村上へ。鼠ヶ関駅では撮影タイムですが、これを抜いていくはずの852レはお盆休み。



村上到着後、羽越本線952M(E129系B25編成)で新潟へ。今回のダイヤ改正でそのまま信越本線2562Mとなり、遊び帰りの方々と席取りバトルする必要がなくなりました。


   「リゾートしらかみ開業20周年キネン乗り継ぎ」は以上です。今回は、秋田県や青森県の県境付近の6駅を巡ってきました。今回、リゾートしらかみ1号で乗降した駅は、いずれも観光駅長が配置され、彼女たちが通常詰めている施設が分かり、大きな旅の収穫となりました。また、八森いさり火温泉や旧料亭金勇は、いい旅の思い出となりました。
   さて、この先の五能線駅巡りですが、未訪問駅は全て青森県側に固まってしまうという分布になりました。新日本海フェリーの秋田寄港便を利用するか、「いなほ7号」などで前日入りするのが必須となっています。次回は来年の4月以降ですかね。
   ところで、信州DCが終わりきらないうちに「幕末維新やまぐちDC」も始まりました。次は四季島の捕獲大作戦をお伝えしますが、その後は「宇部線・小野田線全駅下車の旅」をお伝えします。



最後までお読みいただきありがとうございます

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リゾートしらかみ20周年キネン乗り継ぎ(その5)

2017-09-02 22:00:46 | 北東北地区

陸奥沢辺駅から35分、ウェスパ椿山駅から74分で陸奥岩崎駅に到着。



それでは駅舎撮影。昭和31年4月築の木造駅舎です。



着替えを兼ねて駅舎の中へ。窓口や荷物扱所の跡が残されていますが、無人化されて固く閉ざされています。20人分座れるベンチの隣にはトイレが。



時刻表を。上下其々5本ずつで、その内3本ずつがワンマン列車です。



出発の時間が近づきホームへ。陸奥岩崎駅は交換設備が撤去されて棒線化されています。南方には深浦町役場岩崎支所(旧岩崎町役場)が。



12時18分発の321D(キハ40 553+キハ40 528)で深浦方面へ。2分ほど遅れていました。



12時37分に横磯駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。



それでは駅舎撮影。昭和27年1月築の待合所です。深浦方にはトイレがありますが、汲み取り式です。



では駅舎の中へ。6人分座れるベンチとなっています。お昼時なので、先ほどの産直ぶりこで購入したあわび飯で昼食。



腹ごなしを兼ねて周辺散策。国道101号を挟んで向かいには新山権現が。菅江真澄ゆかりの地ということで。



その参道の行きつく先は廃屋。旧横磯集会所です。



折角なので、踏切を渡って駅裏の海岸へ。坂を少し下るとこれまた廃屋。旧番屋です。



そこには海岸段丘を絵に描いたような海岸線が広がってました因みに、横磯駅の標高は28mです。



視点を変えると、大きく隆起した島の真ん中に鳥居がどうやって建てたのだろう。



駅に戻ると、まさに青池編成の「リゾートしらかみ3号」が通過していました


つづく

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