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鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

飯田線全駅下車への道 第1回(その2)

2013-08-28 22:33:08 | 中部縦貫線

このカテゴリーは今まで「高山本線」としましたが、飯田線や身延線の記事を載せるべく「中部縦貫線」としました。ひょっとしたら、樽見鉄道や長良川鉄道をも載せるかもしれません。


前回はこちら



東海道本線5300Fは、7時56分に豊橋駅に到着。飯田線3511M(右の213系H8編成)に乗り継ぎました。


三河槇原駅に着くまでの間、飯田線の概要を紹介します。飯田線は、豊橋からほぼ豊川、宇連川、天竜川に沿って中部山岳地帯を縦貫し、そして伊那谷に沿って辰野に至る地方交通線です。豊橋~豊川は複線で、小坂井の手前の信号所まで名鉄の線路を借用するのはユニークです。豊川鉄道、鳳来寺鉄道、三信鉄道、伊那電気鉄道の4私鉄を前身とするため全長195.7kmながら駅数が92もあり、いわゆる「秘境駅銀座」とよばれる一帯も存在します。373系による「ワイドビュー伊那路」が豊橋~飯田を2往復するほかは普通列車が主体で、中には5時間半~6時間半くらいかけて全線を走破するものもあり、「乗り鉄」にとってはたまらない路線です。普通列車については、数年前までは119系の天下でしたが2012年春に全て引退しています。「みすず」の一部に115系が入る他は、313系(3両のB編成、2両のR編成)及び213系(2両のH編成)が中心となっています。このような魅力を持つ路線ですが、利用客はJR東海発足当時と比べて約6割にまで減少して駅の無人化やワンマン列車化がつとに進み、相次ぐ大精算遅れが問題となっています。



9時37分に三河槇原駅に到着。交換可能駅で、島式ホーム1面2線+保線用側線の構内です。



構内踏切を渡って駅舎撮影。平成15年2月築の、コンクリの簡易駅舎です。右手の大きな木造の建物はトイレです。



では駅舎の中へ。ベンチから窓を眺める形状の待合スペースです。勿論無人駅で、券売機の類すらありません。旅客が入れるのは駅舎の左半分だけで、右半分は信号機器スペースと思われます。



それでは周辺散策。駅前には茶畑があり、温暖な奥三河らしい長閑な風景です。奥にある面白い形状の山は鳳来寺山と思われます。



坂を上がって主要道に突き当たると一面の森林に。愛知県民の森まで徒歩15分です。滞在時間が22分しかないので、ここら辺で折り返します。



最後に時刻表をご覧ください。下り12本、上り13本ですが、どうしても朝に集中しており、日中には2時間半くらい空くこともあります。


駅に戻ると、一人の小学生がやってきました。彼女と共に、9時59分発の528M(213系H9編成)に乗車しました。


つづく


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