JR西日本は、このコロナ禍で利用客が大幅に減少しているのを受けて、今秋にダイヤ改正を実施し、越美北線や小浜線などで大減便を行うと発表しました。いつになるかはまだ知る由ないですが、多分鉄道の日あたりになるのではないかと考えられます。これを機に、JR東日本はE4系を定期運用から外し、上越新幹線をE2系とE7系だけの世界にする腹積もりでしょう。
そもそも、E4系の現状はどうなっているのだろうか。今春のダイヤ改正で5編成が運用離脱・廃車となっています。かろうじて残っている8編成は、「Thank you Max」のデカールが貼られています。越後湯沢以南では16両で走ることもあり、分割・併合のシーンが見られる駅では注目の的となっています。
前置きはこれくらいにして、E4系の現状を見てみましょう。
2021年4月10日。「Maxたにがわ403号」は、P17編成+P52編成で越後湯沢駅14番線に到着。
P17編成とP52編成が「上国」の付近で連結されてますが…。
P17編成がガーラ湯沢駅に向かい、少しずつ離れていきます。
P52編成の分併装置は速やかに収納されていきます。
残されたP52編成のロゴを見てみましょう。8号車の新潟方には、「Thank you! Max! SAYONARA E4 LAST RUN 2021」が。
東京方には、一段と小さなロゴが。
一方、1号車の新潟方は、朱鷺のロゴの上に「Thank you Max! SAYONARA E4 LAST RUN 2021」が。
東京方は、行先表示器の脇に小さく「Thank you! Max!」が。
「Maxとき321号」は、P12編成+P17編成にて越後湯沢駅13番線に入線。
P17編成の方は、「Maxたにがわ321号」ガーラ湯沢ゆきです。
P12編成の方は、「Maxとき321号」として新潟に向かっていきます。分併装置の前には人だかり。
2021年5月1日。「Maxとき303号」に浦佐駅から乗ってみました。P52編成でした。
まずは5号車のビュッフェから。「日本海美食旅」の下にラストランのデカールが施されてました。ガチャが設置されていたり、ショーウィンドーにスムージーが飾られたりしていますが、「コロナ対策」のため車内販売はなし。
1階席に乗ってみました。壁が迫るさまは迫力あります。空と高い建物しか見えません。
2021年5月7日。「Maxとき313号」はP17編成でした。
E7系F11編成と並びます。このP17編成は、12時25分頃に一旦引き上げます。
2021年6月8日。「Maxとき324号」は、14時10分に入線します。P52編成でした。
で、新潟駅のショーウィンドーには「ありがとうMax」が掲出されてました
E4系の現状は以上です。事実上、P17編成とP52編成しか表現されていませんが、E4系の「いま」が十分に分かったのではないでしょうか。この光景があと数ヶ月しか見れないということが未だに信じられません。
最近、新潟駅の新幹線ホームの発車標を見たところ、E4系以外の充当列車の場合、ほとんどWi-Fi付きになっています。E4系がなくなれば、上越新幹線は全ての列車で無料Wi-Fiが利用出来ることになります。
さて、最近の新潟の鉄道界を見たところ、先月中旬からOMに要検で入場していた115系N37編成は、昨日出場して今日の越後線156Mの前位を務めていました。そして、群馬、石川、熊本の3県に出されている「まん防」が13日をもって解除されることが決まっています。次は、越後堀之内駅についてお伝えします。
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