今年の梅雨は例年に比べて早く、6月上旬にはもう北東北まで達しました。しかし、最近の梅雨は空梅雨時々豪雨の傾向となっており、台風6号に見舞われた沖縄県粟国村などでは「50年に1度」の豪雨に見舞われました。
さて、これからお伝えするのは、2018年4月7日(土)の五能線駅巡りです。五能線といえば、風光明媚なローカル線として国内外に知られていますが、今年世界遺産化15周年の白神山地の玄関口を抱えるといった側面も持ち合わせています。しかし、私が五能線駅巡りを実行する時にはいつも、どういうわけだか雨に見舞われています。5月19日の駅巡りも秋田地区での豪雨にぶち当たり、奥羽本線が運転見合わせとなって流れています。
前置きはこれくらいにして、そろそろ出発しましょう。
2018年4月6日(金)。自転車で新津駅に行き、20時49分発の信越線2559M(E129系B10編成)で新津駅を出発。
21時9分に新潟駅に到着し、30分発の最終バス(新潟200か151)で末広橋へ。歩いて10分もしないうちに、「らいらっく」の待つ新日本海フェリーの乗り場へ。
ツーリストBで一眠りして5時40分に秋田港に到着。さほど雨が降ってないとのことで、土崎駅まで歩いてきます。
6時5分頃に土崎駅に到着。左下にブルーシートが被られてますが、それには深いわけがあったのです。
3月25日頃の「そば亭港ばやし」の火災により、待合室が閉鎖されてたのです現在は復活しています。
で、からくり時計はちゃんと動いてました。ただ、外枠が無かったですが。
6時22分発の奥羽本線1635M(701系N23編成)に乗車して朝食タイム。土崎駅が6時30分まで無人なので、車掌氏を捕まえて「18きっぷ」に日付印を入れてもらいました。
7時12分に東能代駅に到着。23分発の五能線(キハ48 1550+キハ48 519+キハ40 532)に乗り継いで五能線駅巡りを再開。余裕で海側ボックスが取れました。県境付近では減速サービス。
8時32分に大間越駅に到着。一見する限り対面式ホームに見えますが…。
交換設備が撤去されて棒線化されています!駅舎との間には階段が。
では駅舎の中へ。無人化されており窓口などが閉鎖されています。ベンチは8人分。
それでは駅舎撮影。昭和54年3月築のカプセル駅舎です。トイレはありません。尚、標高は6m。
時刻表を。下り5本(うちワンマン3本)、上り4本(うちワンマン2本)です。次の下り列車は12時1分発。ということで、十二湖駅まで駅間徒歩することに。
話が変わりますが、JR北海道の島田社長は昨日、経営の見通しについて明らかにしました。「快速エアポート」を増強し、不動産事業を強化する一方で、「単独で維持困難」な12線区のうち5線区を廃止する事を明らかにしました。「夕張支線」については自明の通りですが、札沼線の北海道医療大学ー新十津川間、留萌本線、根室本線の富良野ー新得間、そして日高本線の鵡川ー様似間については2020年度までに廃止するとしています。昨年の台風などで被災して運転再開の見通しが立たない根室本線の東鹿越ー新得間、日高本線の鵡川ー様似間は鉄路での運転再開がもう見込めないので、当ブログでは本日付で廃線になったものとみなし、プロフィールに反映させておきます。
つづく