新見から10分ほどで岩山に到着です。岩山駅も交換設備が撤去され、棒線駅となっています。
岩山駅は無人駅となっていますが、開業時からの駅舎がそのまま残されており、しかもハイクオリティーな木造駅舎です。トイレもまた然りです。
待合室で駅舎の雰囲気を感じ取ろうにも、先ほどの860Dを利用した高校生カップルに占拠されており、仕方なく周囲を徘徊します。周囲もまるで時間が止まったかのよう。事態は変わらないまま、28分後の861D(キハ120 335)で新見に戻る運びとなりました。
新見からは特急やくも18号で岡山に戻ります。「ゆったりやくも」で、岡山終着時に「子供の国」が流れました。
岡山での乗り換えのさなか、3番乗り場に珍客がやってきました 「大3016」の運用でやってきた「リゾート&シュプール」です。
15時56分発の761D(キハ47 19+キハ47 47)で吉備線に復帰し、備前三門を再訪します。片面ホームと待合所のみの無人駅ですが、Jスルーカード対応の自動改札機が付いていました。トイレは明治37年10月築ですが、相当荒れています。岡山県青年会館YHまでは徒歩15分ほどです。
備前三門駅は2つの高校 を抱えており、平日の夕方ともなればホームは高校生の海となり、中には馬鹿やる輩もいるでしょう。そのため、少し分かりにくいですが、停止位置のポールには「注意!ぶら下がり禁止」があります。
16時26分発の763D(キハ47 21+キハ47 2002)で足守へ向かいましたが、大安寺に差し掛かる頃には再び雨模様で心配になりました。
日頃の行いが良いからか、16時52分に足守に到着する頃には晴れ間が広がってきました。備前三門と同様の片面ホームのみの無人駅で、入口には駅名を示すものがありません 見所へは行くにはレンタサイクルが必須なので、日程の都合上、またの機会ということで。尚、駅前にたこ焼き屋があります。
30分の滞在時間の間に1本撮り鉄。その後、17時22分発の765D(キハ47 1038+キハ47 85)に乗車して、吉備線最後の未訪問駅へ。
17時27分に服部に下車し、吉備線全駅下車達成です。駅舎とトイレのある棒線駅で、待合室の中は中国語で溢れていました。
服部駅から歩いて数分の所に岡山県立大のキャンパスがあります。件の中国人もそこの留学生で、警備(?)のために通学しているとのこと。
夕食の時間を確保する都合上、吉備線全駅下車達成の余韻に浸ることなく、12分後の768D(キハ47 2002+キハ47 21)で岡山に戻りました。
装いが新たになった岡山駅ビルでさぬきうどんのフルコースを食べた後、19時16分発(四国方面からの接続をとったため、実際は22分発)の山陽本線1332M(115系D16編成+D18編成)にて岡山県を後にしました。
20時43分に姫路駅に到着です。この日は東横イン姫路駅新幹線南口に投泊しました。
つづく