朝5時5分過ぎでした。 目覚ましは「ウグイスの鳴き声」です。
二階の寝室の 窓近くで、「チュク、チュク…、チュキョ、チュキョ…」と鳴き始めたのです。 細めの声で、まだ 子どものように、遠慮がちに。
「もっと寝かしてくれよー」と言いたいのを我慢して 外を見ると、未だ ほのかに明るい程度の状態です。
ため口で「縄張り回りかよ…」などと、心の中で うそぶきながら、もう一度 布団へ戻ります。 寒かったので クシャミが出ます。 頭まで 布団の中に潜り込んで、 かみ殺すように「クション、クション」と 三つほど。
外では、ウグイスが「チェキョ、チェキョ」「チョー チョケキョ」と 半ば 赤ちゃん言葉風に 鳴きだしました。
隣りの布団では、我妻さんが「クスクス」笑い出します。 くしゃみと鳴き声の掛け合いに聞こえたようです。 5時20分、もう少し寝かせて欲しい 特派員でした。
今日の田舎は 曇りで、寒い〝花冷え〟です。