福岡事件再審運動キャンペーン「私はわらじがぬがれない」

開始から55周年を迎える「福岡事件」再審請求運動
毎年各地でおこなわれるキャンペーンのためのブログです

2012年11月7日

2012-11-16 23:10:15 | 日記
2012年11月7日。それは福岡事件再審運動の「生みの親」である古川美智子さん(享年92歳)の三回忌の日。
そのお人柄はまさに「反骨」。それは晩年に至るも変わることはありません。

美智子さんエピソード①
~「第6次再審請求・特別抗告棄却」(2009年)の報を受けて一言~
「今こそ、私の出番だ!」

エピソード②
~「最近は学生さんが頑張ってくれて頼もしいね」、と話しをふると・・・~
「私もうかうかしられん!」


福岡事件は死刑囚教誨師であった古川泰龍さんが二人の死刑囚に冤罪を確信して、再審運動を始まったわけですが、
再審運動を始めるにあたって泰龍さんは、その妻美智子さんに再審運動をすべきかどうか相談すると、
「あなたがやらないでどうする!」と叱咤激励されたところから始まりました。

本当に福岡事件再審運動の「生みの親」ですね。
私たちこそ「うかうか」してられません。


さて、九州よりはじまった古川泰龍展も、広島、岡山、神戸が終わり、
そして、すでに静岡がスタートしています「11月15日(木)~11月20(火)」。
残すは、東京「12月12日(水)~12月17日(月)」のみとなりました。

こういう回顧展に脚を運んだから、再審が開始されるというものではありません。
でも、脚を運びましょう!動きましょう!「できること」からはじめましょう!

かつて泰龍さんが暗中模索ながら再審運動を開始したように、
私たちも、わからないながらも動きましょう。「歩きながら」考えましょう。
一人で歩き続けるのは大変でも、皆で歩けば大丈夫!そしてそれはきっと愉快で楽しいことのはずです。

鈴木

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