９月２９日 毎日新聞

「遺作の仏画再審の糧に―支援者ら法制定目指し販売―／毎日新聞（2013年9月29日）
http://mainichi.jp/area/news/20130929sog00m040006000c.html

毎日新聞にて西武雄さんの遺した仏画の販売に関する報道がなされました．
　　　記事には丹念に福岡事件の事件概要や今回の秋キャンペーンの意義等
　　　書いてくださっていましたが，ここでは割愛します．

　　　今回記事で紹介されたのは，西さんが遺した「白衣観音胸像」ほか５点の仏画．
　　　この５点を再審運動のために，販売するという内容でした．
　　　西さんのことを知る，数少ない資料を手放すことになるわけですから，
　　　シュバイツァー寺の方々の葛藤もさぞかしと拝察します．

　　　実はこの話を聞いたとき，古川さんへ売ってしまっていいのか聞いたことがあります．
　　　「再審運動のためなら西さんも承知してくれる」
　　　という答えに，シュバイツァー寺の再審運動に対する並々ならぬ想いを感じました．
　　　こうした再審運動を抜きにしても，西さんの仏画にから感じられる静謐・柔和な世界は
　　　心打つものがあると思います．

　　　ご購入を検討される方は，シュバイツァー寺までご連絡をお願いします．

９月１７日 西日本新聞

「再審弁護団が連絡会―証拠開示へ情報交換―」／西日本新聞（2013年9月17日）
　※残念ながらネット配信ではありませんでした．

西日本新聞にて，九州一円の再審弁護ネットワークの発足が報道されました．
　　　記事で紹介されているネットワークの概要は以下の通り．

①日本初の再審弁護団の地域ネットワーク『九州再審弁護団連絡会』が11月に発足される．
　この連絡会には再審開始を目指す九州５事件の弁護団が参加している．
②５事件の詳細は，飯塚事件・菊池事件・福岡事件・大崎事件・松橋事件
　（飯塚・菊池・福岡は死刑執行後再審，大崎・松橋は刑期満了）．
③連絡会の発足によって，裁判所の職権にゆだねられている証拠開示の
　一律的なルールの研究や，再審の手法・検察への対応等の情報を共有する予定．

　
秋キャンペーンを盛り上げることにより，この再審弁護団ネットワークに
はずみがつくように頑張っていきましょう．