福岡事件再審運動キャンペーン「私はわらじがぬがれない」

開始から55周年を迎える「福岡事件」再審請求運動
毎年各地でおこなわれるキャンペーンのためのブログです

10月20日 福岡 クリオコート博多

2013-12-01 00:05:13 | スケジュール
少し時間があきましたが、熊本の学生さんから
   今回のキャンペーンの報告をいただきましたのでご紹介します。

熊本大学の芝原です。

 大変遅くなりましたが、玉名と福岡のキャンペーンの報告をさせていただきます。
私は、ゲストスピーカーの、フェルナンド・バミューデズさんとの思い出を書きたいと思います。

 私が印象に残っているのは、フェルナンドさんのお子さんの写真を見せていただいたことです。
それは、お子さんの笑顔の写真を使った名刺大のカードで、
アメリカで服役中の人の家族を支援する団体が作って、刑務所の中に届けてくれるそうです。
日本では、容疑者として逮捕されてしまった人だけでなく、
その家族までも報道などに晒され、家族の絆が断ち切られてしまうことが多い現状を考えると、
アメリカにそのような団体があることは、少し信じられないことでした。
日本でも、逮捕された人だけでなく家族をも責めるような風潮が弱まって、
逮捕された人、裁判を受ける人、服役中の人の家族も支援するような取り組みが活発になればいいなと思いました。

 まだまだ書ききれないほどたくさんの思い出があります。
ゲストスピーカーの皆さんは3人とも、英語の拙い私と何とか会話しようという姿勢でいつも接してくださいました。
そのおかげでたくさんお話しすることが出来て、出会う前に思っていたよりも深く分かり合えたと思っています。

 また、カーティスさん、フェルナンドさん、ジョージさんにお会いする日が楽しみです。

 熊本大学 芝原佳代子