写真は5月11日岡山の様子
今回のキャンペーンは、西さんの数少ない遺品の写真を公開するということもあり、
前日からこうしたデータやパネルを積んで出発した古川さん。
広島・岡山の会はこうした展示物に注目が集まったそうです。
特に印象に残った出来事が、苦しんでいるのに助けようのない西さんの境遇に
「言葉が出ない」と涙する方がいたとか。
人の営みから外れた西さんの苦労を推し量るすべはほとんど残されておらず、
古川泰龍氏の著書にある西さんとの往復書簡の抜粋や、今回データ化して持ち出された遺品のみです。
特に遺品に関しては、経年劣化の恐れから門外不出とされています。
先に涙された方の言葉から、古川さんは「西さんの遺品を後世に残す必要がある」とおっしゃっていました。
確かに、今回のような遺品のデータ化は、そもそもいかなるものが残されているのかの詳細が
不明だった西さんの遺品内容を明らかにするとともに、既に鬼籍に入ってしまっている西さんを
より身近に感じさせる重要なものだと思います。
とまれ、私も展示された写真をを拝見したことがないので、いかなるものか非常に興味があります。
幸先よいスタートがきれましたね。