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「甘い物は脳に悪い」の説は間違いです(2)

2012年06月13日 | 自然治癒力
[脳/食育/自然治癒力/DIET]講座(301)


「甘い物は脳に悪い」と主張する人がいます。
「甘い物」はすべて悪いとのことのようです。

第一の間違いは、
「甘い物」とは一体何を指しているのか不明であることです。
合成化学物質で造られている人工甘味料は良くないのは分かります。
でも、天然の甘い物も脳に悪いとの主張は間違いです。
あらゆる種類の甘い物は脳に悪いとのことです。

果物類、さつま芋、栗なども、蜂蜜や砂糖も、
おはぎ、ようかん、大福など和菓子に使われている小豆のあんこなども、
チョコレートやココアも、ケーキ類やジュース類も、
その他の甘い物はすべて脳に悪いという説です。

甘い物の「種類」も、食べる「量」も不明確です。
明確な根拠もなく、なんとなく「悪い」といっている感じです。


「ブドウ糖(甘い物)投与と交通事故」を調査した事例があります。
運転手に「ブドウ糖投与群」と「投与なし群」との比較です。
110kmの距離を走行運転した時点で、
事前に運転手にブドウ糖を「投与群」の運転ミス回数「0.5」に対して、
対照群の「投与なし」の運転ミス回数は6倍の「3.0」でした。
(「脳と栄養」中川八郎著/共立出版刊より引用)


投与群のミスが少ないことは
「集中力、注意力」が向上しているからです。
甘いブドウ糖の原料を脳に供給することの有効性の証しです。
長距離高速道路を運転する際には、
必ず、甘いアメを持参してください。
「甘い物は脳に悪い」のではなく、
「甘い物は脳に良い」のです。 (続)


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