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「甘い物は脳に悪い」って本当か?(3)

2012年06月20日 | 自然治癒力
[脳/食育/自然治癒力/DIET]講座(302)


「甘い物は脳に悪い」との珍説は「非常識」です。

第二の間違いは、「脳」とは「男脳」なのか「女脳」なのか不明です。
男脳と女脳の区別もなく、同じ扱いになっています。

ところが脳の構造と機能には、男女の「性差」があります。
特に、「甘い物」(ブドウ糖の原料)に対する感受性は、
男脳と女脳とでは大差があります。

男脳よりも女脳は、甘い物に対する感受性が強いのです。
イギリスの調査会社ギャラップが同国の若い男女に
「あなたの生活の中で、やめられない習慣は?」の問いに
女性の第一位は「チョコレートを食べること」でした。

その強さは生物学的な構造と機能の特性であり、
洋の東西を問わず女脳の普遍的な機能です。
「甘い物は脳に悪い」と、
男女の脳を同一に扱うことは間違いです。

「甘い物がなぜ脳に悪いのか」の科学的な根拠が示されていません。
単に「甘い物を食べると急激に:血糖値が上がる」ことのみです。
「甘い物よりも血糖値を急激に上げる食品」があります。
それらの食品を黙殺して「甘い物」を強調するのは、間違いです。

「甘い物」の無制限に食べることは良くありません。
しかし、仕事に疲れた時などに日常的に甘い物を口にしても、
脳を悪くすることは決してありません。なぜか?(続)


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