DR.BRAIN~脳から読み説く~You are what you ate~自然流健康ダイエット教室~since1979

・ダイエットとは「生き方を改める」こと
・新著「脳が元気になる生き方」(瀬野文宏著/表現社刊、全国書店で好評発売中

TPPとGM作物・食品の表示

2015年07月08日 | ダイエット中の食の安全対策
[脳・健康・食・DIET] 講座(No.448) 


アメリカでは「九割の消費者か遺伝子組み換え食品の
表示を望んでいるにもかかわらず、
業界がその義務付けを阻止しているため、
組み換え食品を避けたいと考える消費者も、
これを避けることができないのだ。」(「食の終息」より引用)

この状況下ではGM食品による健康への害があっても
報告されることはありません。
消費者は、個々の食品について正確に判別できないのが現状。
その原因は「表示義務」の規制の仕方、すなわち、政治の問題です。

TPPに日本が参加すれば、
GM食品の表示義務はアメリカなみの
「すべて表示義務なし」となるといわれています。

なぜなら「食料は武器だ」と公言するアメリカは、
TPPによってGM作物・食品の表示を許さない方針であるからです。
なお、アメリカのTPPの主席農業交渉官の1人は
モンサント社の前ロビイスト。

日本政府は「TPPで食の安全が脅かされることはない」
「食料の安全基準は各国が決める権利があるのだから緩められることない」
などと公言していましたが、現在までにすでにその主張を放棄しています。

日本の交渉参加後、TPP本体の条文とは別に、
食品添加物や農薬などの食の安全基準を緩和する
「非関税障害の撤廃」についてアメリカの要求に応じることを
明文化し確約させられているという。

GM作物・食品の表示義務を全廃させて、
消費量をさらに拡大させるために、
加速して日本に「とどめを刺す」ことがTPPの本質です。(「食の戦争」より引用)
無表示になると、従来の一般作物・食品とGM作物・食品とが
まったく区別できなくなります。
私たち消費者の選択権が奪われてしまいます。
このような状況は時代の流れに逆行するものです。
TPPによって、食の安全の崩壊を招く
「とどめを刺される」状況になることを
国民は知っているのでしょうか。


◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
新著・近日全国書店で発売!
「脳が元気になる生き方」
「チン」すると、脳も「チン」される
瀬野文宏・著 / (株)表現社・刊
ISBN978-4-907158-12-5 C0077
(定価)1500円+税

「チン」しても魚が焼けない! なぜ?
「加熱」ではなく、破壊による「自爆熱」だから。
破壊された食べ物などは、アルツハイマー病などの
認知症とガンの原因になる!!?? 詳しくは本書に~
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
本書の「目次」は~
自然流健康ダイエット教室
http://www.1979diet.co.jp/