安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

この動画を見て憂鬱になりました

2021-06-07 22:43:13 | 政治
この動画で、三橋貴明先さんが、子供のように「希望が出てきた」と喜んでいますが、私は、正直、陰鬱な気持ちになりました

OGPイメージ

衝撃の展開! こんな日が来るとは! 伊藤元重先生と浜田宏一先生を賛美せよ! [三橋TV第400回] 三橋貴明・高家望愛

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youtube#video

 


これから先、政治家にも経済学者にも、評論家にも、ケインズ経済学の影響が強くなっていくのだろうと思うと
なんだか、誰かがコロナパンデミックを利用して、財政拡大のケインズ経済学を復活させようとしているのかな?と、思うんですよね
正直、政治家が財政拡大を言い出すと、大抵バラマキに使うんですよ。。。それは財政出動は票の買収になるからね
でもね、それは日本国民のために良いことかというと、必ずしも良いことではないと、私は思っています
振り子が逆振れするように、今度は一転して財政出動・財政出動・財政出動。。。これは、絶対に日本のためにはなりません

もちろん、私はMMTについて、ある程度きちんと理解しているという自負はあります
ですが、何度も言いますが、MMTには大きな副作用があることに気が付かないといけないんですよ
三橋さんは、財政出動、財政拡大に固執するあまり、そのことが見えていないと思います。。。聞いている限り見えていませんね
「税金は社会インフラの恩恵を受けている対価として払うべきもの」、という考え方、これは人間としてのまっとうな考え方です
「税金はインフレ調整の道具だ」というMMTの考え方、これものすごく問題があると思うんですけど、やっぱり分かってないですよね?
人間としての義務の放棄になるんですよ。。。税金を払うことに誇りを持てなくなるんです
「私は国のおかげで成功させてもらったから国に恩返しする」、こういう考え方は、昔の日本人には持っている人が多かったと思います
私の知っている故人の方も、そういうことを言っていました。。。

三橋さんは、「ナショナリズムの美徳」を読まれていると思います。。。でも、その本の本質が見えているんでしょうか?
三橋さんが理想とされている国民国家の成り立ちは、まず「国を愛する心」からなんですよ
三橋さんが国のために色々なことをなされていることには頭が下がります、もちろん三橋さん自身は国を愛する心もおありでしょう
しかしながら、国を本当に良くしたいんだったら、税を納めることの美徳について、もっと真剣に考えてはいかがなのでしょうか?
気が付いていますか?MMTを推進すればするほど、社会主義的なバラマキに財政出動すべきという意見が強くなってきますよ
国民の懐にお金を配ることほど、国民の精神を蝕むものはないんです
国が国民を食べさせる。。。なんて考え方が成り立つと思っていますか?
あり得ないんですよ。。。国は財政出動してもいいけど、国民にバラまくことばかりやっては絶対に駄目なんです
たしかに、税はただ多く集めてばかりではいけません、国民が嫌になるほどとってはいけない
だけど逆の見方をすると、国に税を払うことで愛国心を養う、という考え方もあるんですよ
もっと、国によくなってもらいたい。。。だから税金を払う、という考え方だってあるんです
寄付なども一緒ですよ、もともと税や寄付は騎士道精神なんです、国を愛し地域を愛する心の表れなんですよ

国民国家はね。。。国を愛し、国をよくしたい、という気持ちで、各人が意思を共有するところから国の形が形成されるんです
各人が自助精神を発揮して、頑張って国をよくする。。。という気持ちがなくては、国は良くならないんですよ
国がお金を印刷して国民に配れば国が良くなる。。。。これは本末転倒なものなんです
コロナ禍で苦しくとも、国民一人一人が努力する、そういう国でないといけないと思いますよ。。政府のお金を当てにするのが先じゃないんです
緊急事態に国民にお金を配ってもいい。。。でもそれは最小限にすべきで、まず国民の側が、この国難を乗り切っていこうという精神が必要なのです
机の上だけで考える財政出動は、かえって国民の自助精神を蝕み、怠惰にさせはしないか?
三橋さんには、まずはそこをこそ、まず考えてほしいと思います
MMTには、政治家の考え違いで国を駄目にする副作用が存在します
三橋さんはインフレがどうのこうのと言っていますが、本当に価値が下がるのは「国民の価値」だと気が付いた方がいいでしょうね
国民の価値のインフレ(価値の下落)こそが、経済危機よりも深刻な問題なのです
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コロナの呼吸器疾患による重傷者数と死者数。。。約1450人

2021-06-07 12:34:13 | 政治
先日、地元の報道で「重傷者ではない高齢のコロナ患者が1人死亡」というニュースがありました
私は聞いてて、「あれっ?」と思ったんですが、その人の死亡原因は本当にコロナなんでしょうか?
という素朴な疑問がわいてきませんか?ですよね?
皆さん、一番怖いとされるコロナの症状が、おそらく「呼吸器不全」だと思うのです
では、日本のコロナ患者で、呼吸器疾患、呼吸器不全で亡くなった方は、いったいどれだけいるのか?
そのほぼ正確な数を知る方法があるのです
以下を参照ください

https://crisis.ecmonet.jp/

ここはエクモネットと言いまして、日本のICUのベッド数のほぼ80%を網羅する資料室です
ECMOというのは、以前もご説明しましたが、人工呼吸器で酸素が入らない場合、体外循環装置で血液を循環し、体に酸素を送る救命機器です
人工呼吸器はそのまま呼吸不全の人に用いる救命呼吸装置です

ここが、きわめて正確な数値を出しているのですが。。。
一つ一つ上げていきますね
まず、ICUで人工呼吸器を装着し、生還した人の数、1年半ほどの5月31日までに累計で3715人
人工呼吸器を装着したが、死亡した人の数、5月31日までの累計で1011人
次にECMOを装着し、生還した人の数、5月31日までの累計で393人
ECMOを装着したが、死亡した人の数、5月31日までの累計で213人

つまり、呼吸器疾患でICUに入り、生還した人が、5月31日までの累計で4108人
呼吸器疾患でICUに入り、死亡した人が、5月31日までの累計で1224人
これをエクモネットが網羅しているベッド数の割合で再計算すると

4108人 ÷ 5500床 × 6500床 = 4855人 つまり、ICUから生還した人の数4855人
1224人 ÷ 5500床 × 6500床 = 1447人 つまり、ICUで死亡した人の数が1447人

ということになります
国内のコロナ死者数の累計は、5月末でおそらく13000人ほどだと思いますので
11550人は、重症者でなく亡くなった。。。。ということになります

国内での感染者数と言われているのが、累計で約76万人ですから、呼吸器不全で亡くなる人の割合は0.19%ということになります

こうやって客観的な数字で見ていくと、コロナが忌むべき超危険なウイルスであるのか?疑問ですね

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