安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

祝 トヨタが中国から撤退。。。政府は法人減税で日本に工場を戻すべし

2020-06-27 21:05:28 | 政治
祝 祝 祝
いやあ、素晴らしいですね。。。まさかトヨタがまっさきに中国から撤退するとは思いませんでしたから
トヨタが撤退を決めたことは大きな意味があります
日本のリーディングカンパニーの動向は、ほかの企業に大きな影響を与えます
三峡ダムが危機的な状況でもある今、できるだけ早く日本人を日本に戻すべきですね
避難の意味でも

日本のマスコミのニュースばかり見ていてはわかりませんが
アメリカを筆頭に、もはや世界は反中国、中国包囲網で一致しつつあります
経団連がいかに中国を擁護しようとも、中国はもはや沈みつつある船
そこに自らくっついていくのは、泥船に自ら乗る行為で自殺行為です

政府は、もっと積極的にグローバル企業の日本回帰を後押しすべきです
沈みつつある日本経済を救えるのは、雇用の創出しかありません
それも、山本太郎が言うような、政府による失業対策などでは意味がないのです
日本企業が海外に逃げている理由は、単に人件費が高いという理由だけじゃありません
日本の法人税や社会保障費が高い。。。これが本当の理由です
今は税金よりも、企業が負担する社員の社会保障費。。。これも企業を海外逃亡させる大きな原因です

法人税はなるほど、ずいぶん昔に比べれば安くなっています
山本太郎氏はこれを取り上げて、企業の法人税を引き上げるべき。。。などと言っているようです
口は悪いが、本物の愚か者だと言っておきましょう
日本の大企業。。。グローバル化している日本企業が日本に税金を払っているかどうか見たらいい
企業は社員のためにも、お金を内部留保しておかなければならない
そのために節税をしているわけです。。。
日本の大企業が海外に資本移転するのは、無駄な税金を払わないようにするためです
日本でお金が残せるなら、わざわざ海外移転などする必要ないのですよ
今の日本にとって何よりも必要なのは、生産力の強化です。工業国の復活です
日本で工場を作り、日本人をたくさん雇用してもらうことです
企業が日本回帰したくなるような、そんな日本にすべきなんですよ
今のままでは、法人税を引き上げれば苦しむのは中小企業ばかりです
MMTでお金をばら撒いたところで、日本の工業力、サプライチェーンは強くならない
本当の意味で、日本企業を大切にしましょう。。。

山本太郎氏の言っていることは、本当は共産主義
日本を弱くすることにつながります
そんな馬鹿な言説に乗せられるような愚かな国民にだけはならないようにしたいものです
山本太郎氏には、北風と太陽の寓話でも、一度真剣に読んでみたらいいとアドバイスしてあげたいです
旅人のコートを脱がすのに北風がどれだけ風を吹かそうとも
旅人はコートを絶対に脱ぎません。コートを脱がすのは、太陽の暖かさです
企業を敵視するのは共産主義者の特徴ですが、それだと、本当の意味で貧乏になるのは国民だと
早く気がついて欲しいものですね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナ下でのMMTはかなり危うい政策である

2020-06-27 11:43:29 | 政治
理論先行で経済を動かそうとする経済学は失敗します
MMT、現代貨幣理論はもちろん経済学という訳ではありません。純粋な貨幣理論、貨幣の説明です
重要かつ問題なのは、貨幣理論であるMMTが、ケインズ系の経済学を論理的に裏付け、後押ししている
ということにあると思います

私は、自分の信念として、ケインズよりもハイエクの経済学を正しいと認識しています
経済学というと、マルクス経済学かケインズ経済学か、という印象がありますが
この両者とも、特徴は「政府から見た経済学」なのです
政府主導による統治の学問、というふうにとらえても良いかと思います
三橋貴明さんのブログや動画を拝見すると、よく”経世済民”という言葉が出てきます
「政治の力によって世を救い、民を救う」、これ自体は素晴らしいことで、誰も反論できないと思います
しかし、三橋さんの考え方の中には、「経済は、民に与えられた創造の自由によって作られてきたもの」
という視点が欠けています

ケインズの経済学が必要な時はあります
それは、災害等の時の初期の復興の際に必要な考え方です
「今はコロナ禍で経済が止まっているから、政府からの支援が必要だと言っているのではないか?
あなたこそ間違っている。。。」そう言いたい人もいるでしょう
しかし、それでも私はあえて言いたいのです
「冷静になって考えましょう。コロナ禍はあと何年続くと思っているのですか?」と
「コロナが続く限り、第2波第3波が来るたび、経済を止めて政府からの援助を求めるのですか?」と
確かに今は厳しいかもしれない、しかし、だからこそ「今できることから」各人が努力しましょう
そう言っておきたいのです

コロナ下でのMMT的発想は非常に危険なのです
コロナ禍は経済を止める効果があります。
不況のスパイラルで企業倒産が相次いでいく可能性が、今後あるのです
この時、コロナが流行るたびに経済を止めて山本太郎氏が言うように、お金をどんどん配るのですか?
結局、経済を再生させるのに、都合の良い打出の小槌などない、それに気がつくべきなんです

日本円の信用は何によって支えられているのか、よく考えるべきです
日本円は信用があるから少々増刷しても大丈夫だ、どんどん配るべき
これは根本的な考え方が間違っています

アメリカが中東の石油の利権を得ることにどうやって成功したか?
これを考察した時に、「何が経済をダメにするか?」が理解できるようになります
アメリカの戦略家はある意味頭がいいのです。当時のアメリカの戦略家はずる賢かった。。
中東の国々の街を破壊したあとに、現地の難民に配給を始めました
難民キャンプで食料や衣服を提供し始めました。。。これが配給です
難民たちはそれを受け入れましたが、それによって失ったものがあります
「自主独立の気概」を失いました。。。つまり、アメリカの戦略家に飼いならされてしまったのです
このことをハイエクは「隷属への道」と表現しています。ハイエクの有名な書籍です
ただ街を破壊されただけなら難民たちは復興できたかもしれませんが
施しを受け続けた難民は、復興する気持ちも、力も失ってしまいました

人は他人からの施しを受け入れ続けてはいけないのです
どこかで決心して、自分の人生を自分で立て直さなければいけない
「為政者(政治家)は他人の懐に安易にお金を配ってはならない」
これは永遠の真理だと思います
山本太郎氏を応援し、後押しする人々よ、よく考えてください
インフレが起きるまでお金を配ればいい。。。その考え方を受け入れることは
諸外国から信用を失うことになるのですよ
特にアメリカはよく知っています
配給を受け入れた国民は繁栄することはない。。。
甘い配給制度は地獄への道です。。。安易なお金の増刷は毒水になると知りましょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

都民の皆さん、共産主義者の山本太郎に騙されないで

2020-06-27 00:42:17 | 政治
山本太郎氏を共産主義者だと言うと、とにかくいろんな反応が来るようです
「勘違いしている」とか、「勉強不足。。。もっと勉強してください」などです
では、私が言っていることは本当に勘違いなのでしょうか?
正直、本質が見えている人には、彼がどのように美辞麗句を使おうとも
山本太郎氏のやっていることは共産主義の政策だとわかります

過去の日記を見ていただければ、少なくとも私がMMTを真剣に研究してきた人間であることは
お分かりいただけると思います
その上で、私はMMTを推進している方々の、最近の主張をつぶさに拝見するにつれ
「MMTには足りない何かがある」そのように感じるようになり、その感覚は日に日に強くなりました
本能で感じ取っていたというべきでしょうか?
私自身、他の方にMMTを紹介し、もしかするとMMTを最高の経済理論だと
他の方に勘違いさせてしまったかもしれないと、今は深く反省するところがあります

貨幣の事実をあらわすものとしては、MMTは最高の教科書になるものです
しかし、所詮、理論は理論、机の上の学問でしかない、このことは
山本太郎氏が出てきたことで、私にも深く実感することができました
昔、マルクス経済学がインテリの学問として、インテリの象徴として考えられた事があります
今まさにMMTが理論武装してインテリのための学問化しつつあるように感じます

MMTには根本的に欠けているものがあります
貨幣、とくに紙幣とは、MMT的に言えば借用証書そのものです
そして通貨が使われるための裏付けは、政府が税金をその通貨で受け取ることによって
誰もがその通貨を使うようになる。信用する。ということかと思います
通貨の信用の裏付けは経済力であると言われます
しかし、通貨の信用の裏付けには、経済力の根底となるべきものとして、もっと必要なものがあります
それが「国民の精神性」です
実は、山本太郎氏が一番理解していないことがココです
山本氏はきっと、「国民を救うのは政治の仕事だ」と思っていることでしょう
しかし、それは反面真実でもありますが、反面間違いです
答えとしては全然足りないものがあります
山本氏に足りないもの、それは「国民を救うのは国民自身の自助の精神である」
ということなんです
通貨の信用は、実はこの「国民の精神性に裏付けがある」ということを、
山本氏はまったく理解していないように見えます
「お金などいくらでも印刷すればいいんだ、インフレになるまでは。。。」
この考え方が、既に通貨の信用を落とす考え方であることに、彼は全く気がついていないようです

※ジョブ・ギャランティー・プログラム
これは失業者を公務員にする考え方です
政府が失業者を雇えば、給料は一律になる。。。これは共産主義の考え方です
努力しても努力しなくても給料は同じ。。。これが共産主義が破綻した一番の理由です
※ベーシック・インカム
これは事実上の配給です
国家社会主義型の政治がこういうことをします
国が国民の生活の面倒を一律に見るということは、基本的に国家社会主義、共産主義です

横文字で見栄えはいいが、基本、言っていることは同じなんです
MMTは、こうした社会主義、共産主義思想を、それとは気がつかせない形で理論武装させます

やはり国を富ますのは一人一人の精神性、勤勉の精神、資本主義の精神です
実体経済を強くするという考え方があってこそ、通貨の流通量を、経済成長相応に増やすことができるのです

ここを忘れたマネーゲームには、おそらくインフレやスタグフレーションという
恐ろしい国家的な病が襲いかかってくることになるでしょう
みなさん、山本太郎さんに一票入れることをお考えでしたら、一歩立ち止まってください
一度思いとどまって、彼の政策が本当におかしくないかと、一度心に問うてみてください
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする