暮らしのなかで

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厚生年金の満額っていくら?

2023-03-15 11:57:44 | 暮らしの中で


国民年金の満額は70万円程度ということは知っていても、厚生年金の満額はいくらになりますか❔
老後の不安で、年金をできるだけ満額貰いたいと思っておられるお人もおられるでしょう❔
老齢厚生年金の満額は、平均標準報酬額と勤続年数によって異なります・・・

厚生年金【老齢厚生年金】の満額は、その人の平均標準報酬額【給与・賞与と勤続年数厚生年金加入期間】に、
よって異なり、100人いたら100通りの老齢厚生年金の満額があるといってもいいでしょう。
ざっくりでも知りたい人は、以下の計算式で老齢厚生年金金額は計算できます。

老齢厚生年金=平均標準報酬額(平均年収÷12)×5.481/1000×厚生年金加入月数・・・例えば・・・
月給が32万円、賞与は48万円と仮定すると、平均標準報酬額36万円(平均年収432万円)・
この平均標準報酬額で22歳から60歳までの38年間『456ケ月』勤務した後平均標準報酬額24万円(賞与なし)で、
60歳から65歳まで働いたとして、将来受け取れる老齢厚生年金がいくらになるのか現在の水準で計算すれば、

22歳から60歳までの老齢厚生年金・・36万円×5.481/1000×60ケ月=89万9760円
60歳から65歳までの老齢厚生年金・・24万円掛ける5.481/1000×60ケ月=7万8926円
上記を合計すると、89万9760+7万8926円=97万8686円・・・
したがってこの場合、65歳から老齢厚生年金を年額97万8686円受け取ることができます、もし65歳以降も
会社に勤務し続けると、老齢厚生年金を満額で受け取れなくなる場合があるので注意が必要である。

満額で受け取れなくなるのは、在職老齢年金の仕組みによるもので、基本月給【老齢厚生年金の年額を12で割ったもの】
と就労収入の合計が基準額の47万円を超えると、老齢厚生年金の全部または一部が減額されてしまいます。
したがって、基本月額8万1557円(年額97万8686円を12でわったもの)と収入の合計が月額47万円を超えない
ようにしましょう‥令和4年10月より、65歳以降も厚生年金に加入していると、毎年9月1日時点のデ-タで、
老齢厚生年金額が再計算され、毎年10月分より年金額が上がる際は、
                 在職老齢年金で支給停止にならないように注意してください・・・

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