暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

芥子の花

2021-05-02 05:30:31 | 暮らしの中で


青葉若葉のむせぶ五月の季節を迎えると茎の頂に可憐な花の
      容姿を整えて眺める人の目を恍惚とさせる・・
清清しい朝日を浴びて花弁を風に泳がす美しい眺めは・・・
      一本筋の通った芯の強さがあり、派手な美しさも、
しばしの間のこと、哀れ儚い一日花の(さざめ)にある。

【散れば世をすてる芥子の花】と、古い川柳にもある・・

さざめなき自然の掟とはいえ、花の盛りが絢爛とした美しさで、
  眺める人の目をみはらせただけ顧みる人とてもない
在りし日のことどもが、そぞろ偲ばれる・・・・
      散り際は 風もたのまじ 芥子の花・・・・




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