暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

年金受給を増やすワザあり

2019-11-30 08:04:09 | 暮らしの中で


今年8月に・・5年振りに公表された公的年金の「財政検証」今回の財政検証は、
      年金は当てにならないという現実を改めて私達に突きつけた・・
財政検証では、将来の年金の水準は(所得代替率)が、今後どれくらい変わるか試算された
      年金は甘く見積もっても、将来は今より2割減額が明らかになった。

年金は方法次第で増やす事が出来る・・・・・社会保険労務士北村庄吾さんが語る・

今回の財政検証では、今の65歳と同水準の年金を貰うには、今の30歳の人は68歳4ヶ月まで、
    40歳の人は67歳2ヶ月までと、70歳近くまで働かなければならない事を示された。
定年後も働くつもりなら、逆にこれを利用したお得な制度もある・・年金の「繰り下げ受給」だ。
     現在の年金受給は原則65歳だが、1ヶ月遅らせれば0.7%・1年で8.4%増え・・
最大5年まで繰り下げられる・・・70歳から受給すれば実に42%の増額だ・・・・

反対に早く貰う年金が減る「繰上げ受給」は、1年繰り上げるごとに受給額は6%減り、
     60歳開始だと30%減額される一度受給開始すると繰り下げは選択できなくなるから、
いつ開始するかは寿命が大きく左右するため、自分の家系が長命か短命か参考にすると良い。
    一般に、女性の方が男性より長生きのため、夫は65歳から、妻は70歳からの受給開始を
するという手もある老後資産の状況、定年後も働く事等々考慮して選択しましょう。

パート主婦の厚生年金の適用を今後拡大していく方針も示された・・・・
勤務時間週20時間以上・月収8万8000円以上などの条件を満たせばパ-トも年金加入できる。
     例えば・・・・時給1100円のパ-トで週5日・1日4時間の勤務を3年続ければ・・
年金額は月1570円・10年間なら月5240円もアップする・・・・・女性の場合は・・・
     結婚,出産等々で、加入期間は短く、その分加入期間を増やす余地は多くあり、
積極的に利用してはいかが・・苦しい時こそ得する制度で賢い選択をしてもいものだ。


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