深井動物病院からのお知らせ

堺市・深井駅近くの動物病院『深井動物病院』からのお知らせのブログです

堺市の狂犬病予防集合注射は終了しました。

2009年04月24日 | 獣医師会からのお知らせ
昨日23日をもって、堺市の今年度狂犬病予防集合注射は
全日程を終了しました。
まだ狂犬病予防注射を接種していない犬は、動物病院で
個別におこなってください。

当院はいつでも集合注射と同じ料金でおこなっています。
堺市の方なら手続きも同時におこなえ大変便利です。
6月までのなるべく早い時期に予防注射をおこなってください。

フィラリア血液検査と併せて健康診断もされてはどうでしょう。

2009年04月19日 | 病院のお知らせ
狂犬病予防注射やフィラリア予防前の血液検査など、
体調のいい状態で来院していただく機会の多いこの時期に
健康診断もされてはどうでしょうか?

うちでは「健康診断セット」をご用意していますので、
割安料金で手軽に健康チェックをしていただけます。
一般身体検査と血液スクリーニング検査をセットにし、
必要あればレントゲン検査等も追加できます。
健康管理や病気の早期発見にお役立てください。
特に血液検査の数値は個体差が結構あります。
いわゆる正常値と呼ばれるものは各個体によって
若干のばらつきがあり、ある程度のデータの蓄積がないと
わかりません。
その子の正常値を知ることは「かかりつけ」としては
欠かせないものです。

年齢に関わらず、この時期に健康診断を受けてみてはいかがでしょうか?
料金は「料金表」をご覧ください。

「フィラリア」予防はまず「血液検査」から。

2009年04月19日 | 病院のお知らせ
もうしばらくするとフィラリア予防開始の時期です。
今さら言うまでもないかもしれませんが、「フィラリア感染症」は
「フィラリア(犬糸状虫)」という細長い虫が心臓の右心に寄生
することによって心不全をひきおこし、多臓器不全にまで進行し
死に至る寄生虫感染症です。

「フィラリア」の感染は「蚊」の吸血活動によっておこなわれます。
フィラリア感染犬の血液中には「ミクロフィラリア(mf)」と呼ばれる
仔虫が無数に存在します。蚊の吸血によって、その体内に移動したmfは
一定期間そこに留まり発育します。発育したmfは蚊の吸血によって再び
犬の体内へともどり、さらに発育を続けながら心臓内に達し成虫となります。

「フィラリア」の発育で最も特徴的なのは「蚊」(中間宿主)の体内に
移動して発育し、再び戻ってこないと成虫にはなれない、ということです。
したがって、たとえ既にフィラリアに感染していても、今後蚊に吸血
されないようにするか、予防薬を投与すれば、今以上に心臓内の
フィラリア数が増えることはありません。

「フィラリア」は心臓内に寄生するため、その駆除は簡単ではありません。
やはり感染予防に心がけるのが重要です。
「予防薬」を月1回投与することで、蚊によって伝播されたmfを
成虫になる前に死滅させることができます。
「予防薬」はとても安全な薬ですが、フィラリア感染犬については慎重に
投与する必要があります。
血中に無数に存在するmfが「予防薬」投与によって一気に死滅すると、
食欲不振、嘔吐、ふらつき、起立困難などの副作用が現れ、ショック状態
に陥り死亡する場合もあります。
一度でも蚊の吸血活動時期を過ごした犬は、予防薬投与前に
必ず血液検査によって、血中にmfが存在しないことを確認してください。

安全確実なフィラリア予防はまず血液検査から!

そろそろノミの季節です。

2009年04月17日 | 病院のお知らせ
例年になく暖かな日が多いこの4月ですが、最低気温が15度くらいで
最高気温が20度を上回ってくると、ノミも本格的に動き出します。
ピークは梅雨から夏ですが、ゴールデンウィークには対策が必要です。
今年の春は暖かなので、すでに予防を勧めています。
うちは犬には「フロントラインプラス」猫には「アドバンテージプラス」を
お勧めしています。いずれもノミの成虫駆除はもちろん、卵の発育も阻止する
効果があり、室内でいっしょに生活しているご家庭にはぴったりです。
特に「フロントラインプラス」は3本以上お買い求めいただければ、価格を
5%割引いたします。