[台北 30日 ロイター] - 台湾の蔡明彦国家安全局長は30日、蔡英文総統が米国でマッカーシー米下院議長と会談する予定について、昨年8月に当時のペロシ下院議長が訪台した時ほど中国から大きな反発を招くとは見込んでおらず、これまでのところ中国軍の異常な動きもないと述べた。 蔡総統は29日、中米訪問の経由地である米ニューヨークに到着した。帰路にはロサンゼルスに立ち寄り、マッカーシー議長と会談する予定。中国は会談を行えば報復すると表明している。 蔡局長は「中国共産党の行動は、ペロシ氏の昨年8月の訪問時ほど大規模なものにはならないと考えている」と述べた。 会談は米国で行われるため、下院議長の訪台に比べて政治的な複雑性は高くないと説明した。 中国が再び台湾周辺で演習を行うなど「あらゆる可能性がある」ものの、「今のところ異常は全くない」とした。
Reuters
【速報】東京電力が値上げ幅“圧縮”29.3%→17.6%に 最新の「燃料価格」で再算定(2023年3月30日) - YouTube
東京電力は政府に申請している電気料金の値上げ幅を当初の29.3%から17.6%に圧縮すると発表しました。 大手電力7社が申請している電気料金の値上げ幅は、根拠となる燃料価格を申請直前の3カ月の平均値で算定しています。 燃料価格は申請当時より下落していて政府は直近3カ月の平均値を採用する方針を決めました。 これを受けて東京電力は最新の燃料価格で再算定した結果、値上げ幅を当初の29.3%から17.6%に圧縮できたということです。
台湾 蔡総統 ニューヨーク到着 4年ぶりアメリカ入国(2023年3月30日) - YouTube
中米への外遊に出発した台湾の蔡英文総統は29日、経由地のニューヨークに到着しました。蔡総統がアメリカに立ち寄るのは、2019年以来4年ぶりです。蔡総統は日本時間の午前5時過ぎ、ニューヨークのホテルに到着しました。その後、在米の台湾関係者との夕食会に出席しました。 【出席者】「(蔡総統は) 台湾と日米が一致団結して挑発的な態度を取る中国に対抗すべきだと強調していた」 蔡総統は、4月1日にグアテマラ、3日にベリーズを訪問し、正式な外交関係を結んでいる両国との関係維持を図ります。その後はロサンゼルスに立ち寄る予定で、アメリカのマッカーシー下院議長と会談すると報じられています。こうした動きに対し中国側は反発を強めていますが、アメリカ国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は蔡総統のアメリカ入国などを「台湾海峡周辺で攻撃的な活動を強める口実にすべきでない」と中国に自制を求めました。
ウクライナのレズニコフ国防相は、欧州諸国から供与されたドイツ製主力戦車「レオパルト2」をウクライナ軍が4~5月に前線に投入し、本格的な反攻作戦を開始するとの見通しを示した。エストニアメディアへのインタビューの発言を29日、ウクライナメディアが伝えた。レオパルト2は現在、ウクライナへの引き渡しが着々と進んでいる。 レズニコフ氏は、いつ米欧製の主力戦車を前線に投入するかとした質問に「複数の方面で反攻が計画されている。いつ開始するかは気象状況も踏まえて軍参謀本部が決定する」と指摘。ウクライナでは春に地表がぬかるむため、戦車などのキャタピラ車両しか使用できないとし、「4月か5月には戦車を見ることができるだろう」と述べた。 バフムトでの戦闘で露軍側の主力を担う露民間軍事会社「ワグネル」トップのプリゴジン氏は29日、交流サイト(SNS)で「バフムトのウクライナ軍を実質的に壊滅させた」と主張。一方で「ワグネル部隊もぼろぼろになった」とし、自社部隊の損害を認めた。 ウクライナはバフムトでの戦闘で露軍を足止めして損耗させつつ、米欧戦車が戦力化され次第、反攻に転じる方針を示している。 産経新聞