松野博一官房長官は27日午後の記者会見で、理化学研究所などが開発した国産初の量子コンピューターが同日に稼働したことについて「将来の実用化に向けたわが国の大きな一歩だ。今後、産学官により広く活用され、産業研究の発展に大きく貢献していくことを期待している」と述べた。 米欧、中国との量子コンピューターの開発競争が激化する中、政府は昨年4月、量子技術について関連技術の自国保有や人材育成を推進する戦略を策定。この中で令和4年度内の国産機整備が掲げられ、理研のほか大阪大や富士通などの研究チームが開発を進めてきた。
産経新聞
信じられないニュース: 米空軍の F-15 がバルト海でロシアの SU-30 フランカー 2 機を迎撃 - YouTube
バルト三国の近くの国際空域で、イギリス空軍のレイクンヒース空軍基地の F-15 が、ロシア海軍の SU-30 フランカー 2 機を迎撃します。傍受が開始されたのは、ロシアの航空機が航空管制で必要とされる適切なコードを放送せず、ファイルに飛行計画がなかったからです。米空軍は、リトアニアのシャウレイ空軍基地に RAF レーケンヒースから約 4 か月間、空軍兵と航空機を配置し、NATO の平時の航空警備任務を遂行しました。(Tech. Sgt. Roidan Carlson によるビデオ)
【北京=三塚聖平】北京市でアステラス製薬の現地法人幹部の日本人男性が拘束された事件について、中国外務省の毛寧(もう・ねい)報道官は27日の記者会見で、「(男性は)スパイ活動に従事し、中国の反スパイ法などに違反した疑いがある」と拘束理由を説明した。男性が拘束された経緯は不明。北京の在中国日本大使館は、早期解放に向けて中国側への働きかけに全力を挙げている。 日中外交筋は同日、この邦人拘束について「日中関係の基礎である経済関係や人的往来にきわめて深刻かつ計り知れない影響を与え得る」と深い懸念を表明した。 関係者によると、拘束されたのはアステラス製薬で現地法人幹部を務める50代男性で、3月に駐在期間を終えて日本に帰国予定だった。帰国直前に北京市の国家安全局に拘束されたとみられる。中国に進出する日系企業の団体「中国日本商会」の幹部を務めたこともあるベテラン駐在員で、日系企業関係者には「誰でも拘束される可能性がある」と衝撃が広がっている。 習近平政権は2014年に反スパイ法を施行するなど中国で活動する外国人の取り締まりを強化している。中国ではスパイ容疑などによる日本人拘束が続いており、15年以降に今回のケースを含めて少なくとも計17人にのぼる。 産経新聞
ポカポカ陽気で花見日和に 満開の名所に駆け込み客も 花冷えからの気温上昇 - YouTube
週末の雨から一転、27日は全国的に広い範囲で晴れ、満開となっている桜の名所には、多くの駆け込み客が訪れた。 西日本最大級のしだれ桜が満開になっていたのは、兵庫・新温泉町にある泰雲寺。 このしだれ桜は、樹齢およそ250年と推定され、兵庫県の天然記念物にも指定されている春の名物。 花見客「ほんと素晴らしい、感激してます」、「きのうは雨だったんですけど、きょうは天気もいいし、いいときに来たなと思って感激」 埼玉県の幸手権現堂桜堤。 およそ1,000本のソメイヨシノが、淡いピンクのトンネルを作っていた。 花見客「久しぶりに外でゆっくりできて、よかったなと思ってます。開放感と(桜と菜の花の)コントラストと、とてもいい雰囲気」 桜の横に広がるのは、同じく満開の菜の花。 訪れた人は、色鮮やかな花と花のコラボに酔いしれていた。 東京の桜の名所、上野公園。 雨も降っていないということで、平日にもかかわらず、たくさんのお客さんがお花見に訪れている。 雨で人出が減った26日からは一転。 満開の景色を、駆け込みで楽しむ人が多くいた。 花見客「きのうまで雨マークだったので、次の日にしようって。ラストチャンスって感じで来ました。最高です」、「雨がやんだから、これは曇りだ! 行こう! と。最高ですね。(子どもは)初めての桜なので」 27日の東京の最高気温は、26日から4度前後上がり、16.9度で、4月上旬並。 28日は雲が広がり、最高気温は17度前後で、27日と同じくらいの陽気となる見込み。
稼働した国産初の次世代計算機「量子コンピューター」と開発を率いた量子コンピュータ研究センターの中村泰信センター長=27日、埼玉県和光市の理化学研究所(酒巻俊介撮影)
初の国産量子コンピューターがいよいよ動き出した。日本は量子コンピューターの初期の研究では先駆的な成果を残したが、その後に激化した開発競争では米中に対する後れが目につく。本格的な量子コンピューター時代の到来に向け、国産機を活用した関連技術の蓄積や人材育成が進むと期待が高まっている。
数の争いから脱却
理研で稼働した国産初号機は、極低温に冷却して電気抵抗をなくす超電導の回路を使う方式だ。開発を率いた理研の中村泰信・量子コンピュータ研究センター長は、この方式の計算素子である超電導量子ビットを世界に先駆けて開発した。