湧水めぐり・まち歩き 藤川格司

水を調べている日々を書き込む予定です。最近は熱海のまち歩きを楽しんでいます。

越前大野の湧水をめぐる 御清水(おしょうず)2022.10.04

2022年10月06日 | 湧水めぐり
越前大野の湧水をめぐる 御清水(おしょうず)2022.10.04

福井県の大野盆地は、名水百選の選定された「御清水」や「本願清水」などに代表される地下水が豊かな地域です。湧水めぐりをしてきました。


御清水(おしょうず)


さすが歴史ある湧水地です。本日の地下水位は0.90mです。0mはどこかわかりませんが。


湧いているようです。周辺と合わせると5L/秒くらい流出していました。最近は地下水位が下がって、昼間は動力による汲み上げと文献にはありました。今日は自然流出かな。


由緒正しい湧水でした。


位置図(大野市の看板から)
赤い丸の4ヶ所の湧水をめぐりました。


義景清水


朝倉義景公の墓地にある湧水らしい。


湧水で遊べるようになっているのかな。ジャブジャブ池みたいに・・・。


本願清水


この自噴は本物?


イトヨの生息地になっているようです。


新堀清水




冷たいです。
この自噴もあやしい。


七間清水


まちの真ん中にありました。


七間通りで400年以上続く朝市があるようです。




地下水の流れ(大野市)
御清水のある真名川以西の大野市街地などでは、地表から20m前後まで扇状地性の砂礫層が分布し、その砂礫層に多量の地下水があるらしい。
御清水をはじめとする市街地の湧水は、木本扇状地内を流動する地下水であるといわれている。(高村 他1993地下水学会誌35,3)


御清水の水質
なんと、飲用できる。すばらしい!
昔、「おいしい水は宝もの」大野の水を考える会(1988)築地書館を読んで、どんなところだろうと思っていました。どこを掘っても飲める水が湧くようです。すごい。

ついでに恐竜博物館も見てきました。



恐竜と湧水めぐりの旅でした。
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