hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

社会悪に対する韓国と日本の対応!

2014-05-23 08:54:32 | 日記
 先日の船舶事故に対する実質オーナーのユ会長への対応は極めて厳しいものになりそうである。 日本での東電に限らず、数々の不正に対する対応とは余りにも違い過ぎる。

 日本には見えない所に在る反社会的な犯罪が闇に隠されているが、表面化している問題でも対応は極めて鈍く、甘い現状である。 本来、厳しい見方で原発の危険性を見通して来たら此処まで原発が普及することは無かったであろう。

 福島原発事故で被災地に与えた莫大の被害については誰が責任を追うべきか? 過去の公害被害やJR事故の被害に付いても、予見不可能な事故として企業側の責任は大きく酌量されている。

 政治や経済の部分での社会的な犯罪への対応と言う点では、悪人にとって日本は天国である。 国民の体質そのものの違いかも知れませんが、どちらかと言えば宗教の影響を受け易い国の方が厳しい現代です。

 かつてのチッソや石原産業といった公害問題でも代表者とか個人の資産と法人の責任は区別され、個人には制裁が及ぶ事は殆ど無かった日本である。 似たような事例は過去にも山ほど有った。

 民主主義の国家は成長すればするほど、社会における社会的責任は重くなければならないのに、日本では全く逆である。 悪い者は益々悪くなり、庇い合い隠し合うのが常識と成って行く。 そうして横着だけでなく悪巧みが蔓延しているのだ。

 だから近年は、銀行が貸し金化して貸し渋る。 貸し渋れば融資は、関連や子会社の高利に回りより大きな利鞘が取れる仕組作りが成立っている。 その上に貸し資金の規制を緩和させる動きが出て来ている。

 喉元過ぎれば熱さを忘れる日本人の国風である。 類は友を呼ぶと言うが正に日本は、この部類の人間の集合体なのだろう!

 少なくとも、社会悪を見て見ぬ振りで、チャンスがあれば自分も肖りたい人間ばかりの人間が多過ぎる日本である。 韓国や中国との、この違いは遠い将来に大きな影響を齎すであろう!!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿