見えない糸で結ばれた連邦国家を巨大な連合国として、その背後に君臨することを目指したのでしょうか?
あの古代ローマ帝国やオスマン帝国が何故、荒廃して滅亡したのか?を考える時、EUの隅っこで細々と生き続けるのに耐えられなかったのでしょうか?
今、中国が一帯一路構想により世界を亦に連合を目指しているのを見せられて今一度、大英帝国を夢見たのでしょうか?
ところが、中国が目指す連合圏とイギリスの幻想的な大英帝国では余りにも違いがありました。
中国は、ありとあらゆる対策で関連諸国との繋がりを充実させています。ところがイギリスにあるのは、かつての植民地政策の延長線上にある支配体制でしかなかったのです。
ドイツ中心のEUの下では、イギリスの威厳が守れないとイギリス政府も国民も考えたのでしょうか?
イギリスという国家が、これまで何故、威厳を守れて来たのか?
古い時代の幻想から脱皮出来ない哀れないイギリスの現実です。
その意味では日本も極めて似ています。世界は大きく変わろうとしています。国が軍部だけでなく経済、文化と幅広く関わって行く、連合国家です。
中国が目指す、この一帯一路構想による結び付きは、力に頼っただけのものではないのです。
アメリカやイギリスが考える世界に君臨する大国の考えは、既に古い妄想でしかありません。
イギリス政府も国民も歴史から何を学んだのでしょうか?過去の淡い繁栄の幻想から抜け出ていないというのが現実ですね!
奢れた幻想の大国は何処を、さ迷い何処へ行こうとしているのでしょうか?
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