≪手を動かさねばっ!≫

日常で手を使うことや思ったこと。染織やお菓子作りがメインでしたが、病を得て休んでいます。最近は音楽ネタが多し。

六華苑(旧諸戸清六邸) へ行った。その8(一番蔵、二番蔵、番蔵棟)

2024-02-17 18:12:06 | 行った話(展覧会以外)
六華苑(旧諸戸清六邸) へ行った。その7(和館その2) よりつづく

和館の板張りの廊下が便所の脇から更に先に続いている。

廊下の先の左側の開口部から便所の方を振り返る。便所の裏ってこんな感じか。


一番蔵が見えてきた。蔵の出入口は直接外に面しておらず、小部屋になっている。その5 で瓦屋根を差し掛けられてあるのが小さく見えたやつである。
小部屋は、桑名市観光サイト 名市観光サイト映画『わたしの幸せな結婚』ロケ地紹介 をスクロールして 斎森家・蔵 の項目を見ると、内側と外側の両方がよく分かる写真がある。


ごつい扉だこと! お宝が保管されていたのだろう。


蔵の手前の小部屋の窓から洋館の方角を見る。塔屋が遠いよ。左側は内庭だ。
内庭に面した和館の縁側にはガラス戸が何枚もあるが、それを覆う雨戸をしまってある戸袋が分厚い。何枚も必要だからな。



来た廊下を戻り、長い畳敷きの廊下を通り、洋館の手前を左に折れ内玄関棟に入り、


内玄関棟の内庭に面した側を通ると、番蔵棟に通じる渡り廊下が見えてくる。


内玄関棟の扉を出てステップを下りると 左斜め前の方へゆく渡り廊下があるのだが、その途中、右側にも蔵がある。二番蔵だ。
蔵といえば、普通はこういう出入り口を思い浮かべるよな。一番蔵が変わっている。よっぽど雨風に当てずに出し入れしたい物を一番蔵にしまっていたのかな。


キャプション。



渡り廊下を行くと番蔵棟が見えてくる。あまり蔵らしくない外観だ。うーん、蔵らしいのは二番蔵だけ?
屋根が差し掛けてある簀子の渡り廊下って小中学校を思い出すなあ。


簀子に従い右から回り込む。なんだか 内だか外だか決められない、中間の感じ。
屋根の下を少し進むと床に上れる。床/板張りの廊下の右側には蔵の入り口が並んでいて、その前を通れるようだ。
ところで 窓から左前に見える建物は離れ屋。


蔵の扉のひとつ。
蔵は4つ並んでいるが、隣あった壁をぶち抜いて、展示スペースとして使われたりすることもあるようだ。
見学したときは使われておらず入れなかったけれど、ミズタニセイキ提供六華苑VR では入れる。


キャプション。四番から七番まで、とあるのだが、三番の蔵はどうしたのだろうか?



間取図を再掲。




   六華苑(旧諸戸清六邸) へ行った。その9(旧高須御殿、離れ屋、内玄関棟) へつづく




 

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