ひーひーと糸繰りをしていたときのこと。
わたしは2階の部屋で糸繰りをしていた。
なぜかヒーターがウィーンとうるさかった。
子供たちは1階でマリオに興じていた。
真ん中の子が電話を持ってやって来た。
電話が鳴っていたのに、どうしておかあちゃんは来てくれないんだよー!
と怒っている。
全然聞こえなかった。
電話くらい出てちょうだいよ、とか言いながら耳に当てると、すでに切れていた。
誰なのよ、どんな用なのよ、と問い詰めると、
泣き出す。
新しい状況に弱い、パニクりやすいタイプなのだ。
誰だか分かんないよ、
いま北海道で、これからカニ送るから、って言っていたよ、
ということだけが聞き出せた。
へっ!?
そういうあてのある知人はいない。
カニ?
間違い電話じゃないの、と思いつつも、妙な期待感で一家は盛り上がった!
翌朝、気持ちも落ち着いたのか、真ん中の子はもう少し電話の内容を教えてくれた。
電話ではちゃんと、○○さん?と名前を聞いてきたらしい。
正しい。
そして、カニだけじゃなくてアワビ!も一緒に送るといっていたらしい。
アワビは大好物だ!(最後に食べたのは何年前か…。)
一体誰だったんだろう?
もしもカニとアワビが来れば、誰か分かるだろう。
今日来るかな?
帰ったらカニが来ているかも、という期待を胸に抱きながら、
みんなは仕事やら学校やらに出掛けていったのである。
その日の昼食をとりに夫が帰ってきて、第一声は、
カニ来た?
来ません。
午後、子供たちが帰ってきてわたしが言うことは、
カニ来てないよー。
夜、仕事を終えて帰ってきた夫が聞くことは、
カニ来た?
来ません。明日かな?
3日くらい、そのネタで楽しめました。
カニとアワビ、食べたい…。
これはタイツリソウの芽。3年目です。
夏以降、ずうっと休眠しています。
この春は出てくるだろうか、と心配になりますが、どうやら生きていたようだ。
わたしは2階の部屋で糸繰りをしていた。
なぜかヒーターがウィーンとうるさかった。
子供たちは1階でマリオに興じていた。
真ん中の子が電話を持ってやって来た。
電話が鳴っていたのに、どうしておかあちゃんは来てくれないんだよー!
と怒っている。
全然聞こえなかった。
電話くらい出てちょうだいよ、とか言いながら耳に当てると、すでに切れていた。
誰なのよ、どんな用なのよ、と問い詰めると、
泣き出す。
新しい状況に弱い、パニクりやすいタイプなのだ。
誰だか分かんないよ、
いま北海道で、これからカニ送るから、って言っていたよ、
ということだけが聞き出せた。
へっ!?
そういうあてのある知人はいない。
カニ?
間違い電話じゃないの、と思いつつも、妙な期待感で一家は盛り上がった!
翌朝、気持ちも落ち着いたのか、真ん中の子はもう少し電話の内容を教えてくれた。
電話ではちゃんと、○○さん?と名前を聞いてきたらしい。
正しい。
そして、カニだけじゃなくてアワビ!も一緒に送るといっていたらしい。
アワビは大好物だ!(最後に食べたのは何年前か…。)
一体誰だったんだろう?
もしもカニとアワビが来れば、誰か分かるだろう。
今日来るかな?
帰ったらカニが来ているかも、という期待を胸に抱きながら、
みんなは仕事やら学校やらに出掛けていったのである。
その日の昼食をとりに夫が帰ってきて、第一声は、
カニ来た?
来ません。
午後、子供たちが帰ってきてわたしが言うことは、
カニ来てないよー。
夜、仕事を終えて帰ってきた夫が聞くことは、
カニ来た?
来ません。明日かな?
3日くらい、そのネタで楽しめました。
カニとアワビ、食べたい…。
これはタイツリソウの芽。3年目です。
夏以降、ずうっと休眠しています。
この春は出てくるだろうか、と心配になりますが、どうやら生きていたようだ。
というところがおかしさを倍増しているんです、この場合。
上の子と交代でゲームをやっていて、
ちょうど上の子の番だったようで。
こういうことが起きると、
子供がいるのも楽しくて悪くないかも、と思えます。
一家の様子を想像しながら読むと、より一層オカシイ。
ナゾの電話なんでしょうねえ?変なセールス?
カニはともかく、アワビ、ワタシも相当ご無沙汰です。食べたーい!!!